SSブログ

長野市へ [車]

ブログ・上里PA.jpg
             

  所用で長野市に行ってきました。絶好の行楽日和とあって、関越道の上里SAは車でいっぱい。でも珍しく体調が良く、いつもならうんざりして帰りたくなるはずの混雑もへっちゃら。朝&昼飯(ブランチなんて言葉、貧乏人にゃ使えません)の揚げタコ焼きとカツサンドを買い込み出発!

ブログ・上里ソアラ.jpg
                                                                                                                                       
  まぶしい陽光をたっぷりと浴び、ソアラもかなり機嫌良さげ。ガソリンが安くなって気分も高揚し、ツインターボの加速を存分に味わいました。
                                                          
  残念ながら時期的なものなのか、天気の割に空はかすみがち。視界はさほど良くありませんでした。それでも、残雪をいただいた浅間山が美しい姿を見せてくれました。あれ?前に同じこと書いたような…(筆者註・「ちょっくら行ってきた」を参照)                                                                                                                                   
                                                                                                                                
ブログ・浅間山.jpg
                                                                  
  今回はちゃんと撮りました(^―^)(←筆者註・いい歳して顔文字を覚え、最近調子に乗っている) 浅間山って、見る場所によって全く違って見えて、面白い山ですね~。                   
                                                                                                                                                 
ブログ・エムウェーブ.jpg
                                                           

 いつもなら「長野かぁ~。体調悪いのにめんどっちぃなぁ~」となるところ、今日ばかりは思わずニヤリ。ちょうどエムウェーブで「長野ノスタルジックカーフェスティバル」が開催されていたのです。旧車好きとしてはぜひとも行かねば。                                                                                                                                                                                     

ブログ・2台目ソアラ2台.jpg
                                                          

  用事をさっさと済ませ、はやる気持ちを抑えつつ会場についてみると、偶然ソアラが。並んでの駐車は初体験なので、とりあえず撮影(オーナー様、勝手な撮影お許しください)。サスはノーマルのようで…当方のヤン車っぽさがいっそう目立ってしまいましたとさ。

 と、そんなことはさておき、いざ場内へ!

ブログ・マスタング.jpg
                                                          

 中に入ると、いきなりシェルビーバージョンのマスタングがお出迎え。往年の名車のデザインを、よくぞここまで現代の規制や制約に合わせつつ再現したものです。う~ん、ワイルド…。

ブログ・サリーン.jpg
                                                                                    
  あわわわ、知る人ぞ知るスーパーカー、「サリーンS7」ではないかぁぁぁ(!o!)。実車を見たのは初めて。ちょびっと前のスーパーカーといったデザインがエロカッコイイ…。確か5000万円ぐらいしたと思います(追記・8000万円だそうです…)。一体誰が買うのだろう、と思いきや、実は木村拓哉さんが所有しているそう。同い歳なのにこの差…ってあれ?旧車展示会じゃなかったっけ? 
                                                              
    実は、旧車の展示スペースは会場の約半分。残りは中古車やミニカーを販売していました。その他、カウンタックやテスタロッサの姿も。当方は車なら何でも好きなので全くかまいやしません。とりあえず、気に入った旧車を何台かご紹介。
 
ブログ・クラウン.jpg
 
                           
  まずは82年式のクラウン。外装はおそらくオールペンしているのでしょう。すごく綺麗に仕上がってます。やっぱ80年代のトヨタ車はいいなぁ~。会場には、デザインで冒険しすぎて短命に終わり、皮肉にも旧車になって人気が高まっている「クジラクラウン」の姿も。
           
ブログ・セルボ.jpg 
                                                                                                                                                                                                                                                            
  状態が良すぎて新車と勘違いし、見落としそうになったほどピッカピカのセルボ。けっこう最近の車と思っていたら、何と79年式。軽自動車をここまで長く大切にされていることに感動。
                                                         
ブログ・初代ソアラ2.jpg

                                                                             初代ソアラです。今でも「初代にすればよかったかな~」と迷ってるくらい、2代目と甲乙つけがたい出来の素晴らしい車です。この車は何と走行3万キロ台前半!ずっと車庫保管していたとか。ボディーに傷は全くなし。いや~眼福つかまつりました。                                      

ブログ・初代ソアラ2の1.jpg

                                                                         ギャ~人の手が~!! オーナー様のユーモアに、退屈そうだった山の神も思わず吹きだしてしまいました。

ブログ・コロナ.jpg

                                                                          2代目?だったかのコロナです。この車も程度良好でした。ちなみに三島由紀夫は自決当日、この車で同志と市ヶ谷の自衛隊本部に向かいました。

ブログ・ヨタハチ銀.jpg
                                                                                                                                                                                                          、   
   お決まり?のおばあちゃんです(筆者注・「旧車が欲しい…」を参照)。
          

  ピカピカの旧車は少ない一方、台数は多く、1500円もする入場料のわりに楽しめました。13日まで開催していますので、旧車好きの方はぜひ足を運んでみてください。

ブログ・善光寺3.jpg

                                                                          さて、車を楽しんだ後は善光寺へ。疲れてきたので今回は門前を散策するだけ。「これがホントの門前払いね」と山の神。誰かこの哀れな子羊を救ってやってください(´ー`)┌ (筆者註・門前払いは江戸時代の追放刑で、奉行所の門前から追い払われることに因む)

ブログ・善光寺2.jpg

                                                                          仁王門の仁王像をさして、「これ『あうん』でしょ」と切り出した山の神。「あうんって?」「彫った人のことだよ」「それってもしかして運慶のこと?」「ああ、それそれ」 爆笑してしまいました(筆者註・仁王像は高村光雲と米原雲海の作)

ブログ・善光寺4.jpg

                                                                               最後に門前にぽつねんとたたずむ「むじな灯籠」。愛嬌たっぷりでかわいらしかったので1枚。

  東京‐長野市の往復400キロを1人で運転とあって、最後はくたびれました。帰りに私の大好きなサイト「ロングツーリングクラブ」で取り上げられていた小諸市の公衆浴場「あぐりの湯こもろ」へ。管理人様、情報ありがとうございます!

  わずか500円で露天風呂からの美しい夜景を楽しみ、癒しの映像を見ながら全身の筋肉をほぐす最新式マッサージ機を堪能。たまりにたまった疲れも幾分かとれ、ゴールデンウィーク前の忙しさに備えることができました。(*^_^*)


隠れた桜の名所とソアラ・その2 [車]

 つい今しがた、三鷹通りの夜桜を見に行ってきました(昼間の写真は前回を参照)。

 昼間とはうってかわってえらい寒かったっス。凍えそうなのを我慢し、ソアラを鑑賞する余裕もない中、何とか数枚だけ撮影。緑色っぽい街灯の下で、色合わせもしながらキレイに撮るのは、私の技術ではとうてい無理。三脚を使った長時間露光による撮影で、何とかピントだけ合わせたという感じです。美しい写真を期待していた方はすみません。

 で、写真は下の通りです。

ブログ・三鷹の夜桜1.jpg

 桜はどこかに飛んで行ってしまいました(笑)。それでも、ほとんど真っ暗というシチュエーションで、よくこれだけ明るく撮れるなと、カメラの性能には感心しております。長時間露光はおろか、三脚すらろくに使ったことがないので、技術があればもっと良い写真が撮れたと思います。当ブログをご覧になった方で写真にお詳しい方は、ぜひアドバイスください。

ブログ・三鷹の夜桜2.jpg

  AUTOでのリモコン撮影もやってみました。露光時間は2秒ほど。これでも十分、撮れてます。ていうか、こっちの方がいいかも。

  とりあえず、桜を美しく撮るには、相応の技術と、事前準備が必要だと、よ~く分かっただけでも良かったっス。参考にしたいので、ブログに美しい夜桜の写真を掲載された方はぜひアドレスを教えてくださ~い。


隠れた桜の名所とソアラ・その1 [車]

  桜の季節になりました。私はひどいアレルギー体質&アトピー性皮膚炎持ちで(おいおい当ブログでも書いていきたいと思っています)、はっきりいって桜の季節はつらいっス。スギ花粉&黄砂も残ってるし。むしろ花が散り、青々としたころに調子を取り戻します。それでもほんのりピンク色に色づいたソメイヨシノはやっぱ美しい…。精神的に癒されますね~。

  この時期には書店やコンビニで桜の名所を紹介する本が多数、売られています。東京では千鳥が淵や上野が有名ですし、京都の桜も格別。でも私が最も気に入っているのは、こうした本にはほとんど掲載されていない場所です。自宅からそれほど遠くない、東京都武蔵野市の三鷹通り。武蔵野市役所やNTTの武蔵野研究所があるあたりです。ひねくれ者が執筆しているブログらしく、他の名所は完全に人まかせにしちゃいます。

ブログ・三鷹の桜3.jpg

  三鷹駅北口方面から上がって行き、五日市街道との交差点を超えると、思わず「おっ」と声を上げてしまうほどの桜が目の前に出現。およそ1キロぐらいでしょうか。延々と桜のトンネルが続きます。この通りだけでなく、付近一帯に咲いているので、車で走り抜けるだけでもけっこう長いあいだ楽しめます。花見で一杯とはいかないものの、その圧倒的な量に酔いしれてしまいました。公園や建物内の桜とは一味違う魅力があります。

 残念ながら雲がたちこめていて、空気も澄んでいるとはいえない状況。数年前、雲ひとつない日の朝に通り抜けたときにはかなり感動したんですが。それでも知名度のある他の名所ほどは人がいないので、ゆっくり桜を楽しめました。

ブログ・三鷹の桜6.jpg

 横道に入って駐車。それでもご覧の通り。惜しむらくは、周囲の建物やガードレールがもうちょっと洒落たものであればと。天候の影響もあり、あまりいい写真は撮れませんでした。桜の写真は周囲の景色も大切ですね。

 ブログ・三鷹の桜2.jpg

 いつの間にか、桜を撮ることから車を撮ることに目的が変わってしまいました。「ソアラの白とソメイヨシノの白は合うなあ~」などと、またまた悦に入っているところです。

ブログ・三鷹の桜4.jpg

  見飽きたよ~と思われても載せちゃいます。

ブログ・、三鷹の桜7.jpg

  さらにもういっちょ。車の写真を撮影する場合は、ステアリングを切った状態にした方がいいと、知り合いのカメラマンにうかがいました。なるほど。確かに写真栄えがするように思います。

  これから一眠りして、今度は夜桜の撮影にトライしたいと思っています。うまく撮影できれば急ぎ掲載しますので、また見に来ていただければ幸いです。


ちょっくら行ってきた [車]

 平日はアクセル全開で何とか仕事をこなし、土日にぐったりして疲れきった体を回復させる‐。そんな日がずっと続いています。かといって、どこへも行かないと気が変になりそう。どうしよ…。よし、いっちょ遠出してやろかい!

 てなわけで、久々に長距離をドライブしてきました。行き先は軽井沢。しかも滞在5時間程度の日帰り。しょぼっ!その程度の遠出に相当な勇気が要る現実。われながらあきれております。

ブログ・軽井沢2.jpg

 高速に乗るまでにたっぷりと渋滞を「楽しみ」、高速でようやくエンジンフィールを楽しんで、いざ軽井沢に着いてみると、人影はまばら。やっぱ軽井沢は避暑地なんだなぁ~。当日(土曜日)は暑いくらいの陽気だった一方、軽井沢にも黄砂が舞っていたのか、碓氷峠を登っても視界は良くないまま。残雪に覆われた浅間山だけが美しい姿を見せてくれました(そのくせ写真は撮ってない…)。太陽燦燦の下でこそホワイトの塗装が映えるソアラなのに、当方の技術ではどうにもキレイに撮れず…日陰撮影とあいなってしまいました。

ブログ・軽井沢.jpg

  こういう風景は軽井沢らしくていいですね。軽井沢好きの方は、ぜひ宮本輝の「避暑地の猫」を読んでください。名作です。

  ここにはかれこれ10回近く来ているでしょうか。大半はドライブ&アウトレットモールで終わっています。わざわざ金かけてアウトレットだけなのも変だ、とようやく気がついて、今回は別の目的地を加えました(アウトレットを外さないところが相変わらず貧乏性)

ブログ・万平ホテル1.jpg

  ここがどこか分かる方は、金持ちか、おしゃれさんか、古い建物が好きな人か、歴史好きか、ジョン・レノン好きのいずれかに当てはまっていると、すご~く強引に推察します。万平ホテル。箱根の「富士屋」、東京駅の「ステーションホテル」などと並ぶクラシックホテルとして有名です。もとは江戸時代後期からあった宿で、正式な創業が1894年。この本館は1936年(昭和11年)、ちょうど2・26事件があった年に建てられました。

  72年(昭和47年)には田中角栄とヘンリー・キッシンジャーが会談しました。そのほか東郷平八郎、堀辰雄、三島由紀夫なども投宿したことがあるそうです。

ブログ・万平ホテル2.jpg

 ロビーです。由緒あるホテルとあって、恐る恐る中に入った貧乏人。入ってみると、富士屋ほど古さを感じさせない代わりに、コンパクトで、適度に雑然としていて、ホテルマンも親切。格式ばっていないところは好感が持てました。 

ブログ・万平ホテル3.jpg

  疲れを癒すべく、喫茶室でキャラメルラテを注文。とても見た目がよかったのでパチリ。すみっこに山の神が写りこんでしまいました。

ブログ・万平ホテル5.jpg

 ここに来たかったのは、大好きなジョン・レノンが76から79年までの夏を軽井沢で過ごし、万平ホテルを定宿としていたからです。ショーンの子育てに専念していたこの時期は、ジョンの人生において、音楽的にはビートルズ結成以来、唯一の空白期間といえます。このころのジョンは何を考え、どう日本を見ていたのでしょうか。ジョンがレンタサイクルに乗り、お気に入りのパン屋に通っていた話は有名ですね。近くにはオノ・ヨーコさんの別荘もあるみたいです。

 ちなみに、上の写真はジョンが気に入って弾いていたというピアノ。小さい資料室に展示してあります。残念ながら、ジョンを偲べるのはこのピアノと、喫茶室に掲げられていたジョン・レノンミュージアムのポスターぐらい。ミュージアムはまだ行っていません。だったらまずミュージアムに行けって!

 ブログ・万平ホテル4.jpg

  とりあえず、都会の喧騒を離れ、つかの間の幸せを感じられただけでも良かったっス。

ブログ・軽井沢4.jpg

 最後はお決まりのアウトレット。山の神はお気に入りの店で2時間かけてたんまりと服を買い、満足そうでした。私はというと、欲しい服もなく、電池切れでぐったり。何で女は服を買うのにこうも時間をかけるのでしょう。遅くなったおかげで渋滞にはまらなかったのはせめてもの救いでした。

 箱根、日光など数ある観光スポットの中でも、軽井沢は最も好きです。そういえば前回登場してもらった朝吹磯子の別荘もありました(彼女にはまた登場してもらうつもりです)。現在は移築中で、7月には工事が終わるようなので、またレポートしたいと思っています。

 今回は行くことが大きな目的だったので、詳細はまた今度、ということで。


旧車が欲しい… [車]

 過去記事を読まれた方はお気づきでしょうが、私は旧車が大好きです。どこかちゃっちい日本の旧車には、エレガントで豪華な海外の旧車以上に魅力を感じてしまいます。

 メンテナンスの知識がなく、維持費用もないので、今の平成元年式ソアラが「ギリギリ」。死ぬまでに1度は乗ってみたいと思っています。

 ちなみに、時代に関係なく好きな日本車を挙げると、
 ●トヨタスポーツ800(ヨタハチ)
 ●初代フェアレディZ(Gノーズ)
 ●コスモスポーツ
 ●トヨタ2000GT
 ●ハコスカGT-R
 ●ケンメリGT-R
 ●トヨタ・ソアラ(2代目)
 ●RX-7(FD3S)
 ●三菱i

 といったところでしょうか。最後の3台をのぞけば完全な旧車ですね。走行性能や機能は今の車の方が圧倒的に優れていますが、デザインが好悪の決め手となる場合が多いので、たとえ同時期に発売されたとしても、メンツはあまりかわらないと思います。希少価値の高い旧車をひいき目に見ている面はあるでしょうが。

 東京のお台場にはトヨタ運営の「MEGA WEB」があり、建物内の一角に旧車を集めた「ヒストリーガレージ」があります。好きな車ばかり置いてあるので、購入願望が募ったときにはドライブがてら見に行き、買えない自分を慰めています(あゝ哀しい)。

 ここにはアメ車やモータースポーツ車を含め、いろんな車があります。メーカーに関係なく貴重な車を無料展示しているトヨタはえらい!現行車のショールームに見向きもしなくてホンマすんません…。愛知県長久手町の「トヨタ博物館」には、途方もない数の車が展示されているそうなので、ぜひ1度行って、当ブログでレポートしたいと思っています。
 
 ということで、「ヒストリーガレージ」の車から、特に私が好きな車をピックアップしました(写真がブレ気味ですみません)

 

 好きな車の筆頭を挙げるとすれば、このヨタハチです。コンパクトでデザイン性に優れ、背が低いピュアスポーツ。まさに私にとっての理想形です。ホイールをかえてタイヤをもうちょっと太くしたいかな。

 

 コンセプトだけでいえば、ロードスターの方が理想に近いかもしれませんが、どうしてもデザインが好きになれません。むしろダイハツ・コペンに魅力を感じます。ヨタハチはたれ目なところも好き。どことなく亡くなった私のおばあちゃんに似ています(笑)。定年前に会社を辞めてコイツを買い、ピカピカにして旅をするのが夢です。
 
 

 トヨタ2000GT。デザインのプロからすれば、おそらくヨタハチよりこちらの方が評価が高いでしょう。素人が見ても、横からの流れるようなラインはため息が出るほど美しい。マイナス点を挙げるとすれば、高価すぎて購入対象として考えられないことと、顔が無機質な点ぐらいでしょうか。

 コスモスポーツは、発売後すぐ車が大型化し始め、思ったほど売れなかったことで、比較的マイナーな存在に留まっている印象があります。世界初のロータリーエンジン搭載車というだけでなく、未来的な素晴らしいデザインの車という点でも、もっと評価されてしかるべき。古い車なのに、全体のフォルムにも、ライトの形などのディティールにも、全く破綻がないのは素晴らしい。確か、「帰ってきたウルトラマン」でウルトラ警備隊の車に採用されてました。

 スバル360は生産期間が長く、タマ数が多いのか、車の多い東京では今でもたまに見かけます。実用車として使っていらっしゃるのでしょうか。何せ360CCなので、坂道が大変だと思うのですが…。この大きさで4人乗れ、デザインもかわいらしいので、走りの面で心配ないなら十分、購入対象にできそうです。

 もしソアラの次があるとすれば、ハコスカかケンメリのGT-R仕様は筆頭候補。デザインの好みでいえば、ヨタハチやフェアレディZより1枚落ちます。一方、4人きっちり乗れるのは魅力。ともに他車にないワイルドな雰囲気がたまりません。どちらかというとケンメリの方が好きです。でも手ごろなサイズという点ではハコスカ。この車も比較的、見かけます。やはり目が釘付けになってしまいます。
 

 初代セリカは、上に挙げた車ほど好きではないのですが、やはりハコスカやケンメリと同様、4人乗りのスポーツカーである点がいいですね。後席はソアラ以上に狭くとも、その分コンパクトで背が低いのなら、私には子供がいないのでかえって好都合。2代目以降には全くといっていいほど興味がありません。初代はデザインが良く、実用にも耐えられそうなので、いいタマがあれば買ってしまうかも。


 
 最後におまけ。イタリア人というのは、どうしてCADがなかった時代に、かくも素晴らしいデザインを生み出せたのでしょうか。

 「ヒストリーガレージ」には、ほかにハチロクや初代クラウンがあり、各種ミニカーも充実しています。お台場といえば、毎年恒例となっている旧車のニューイヤーミーティングもあります。東京近郊には旧車の博物館があまりないので、ぜひ旧車の街に育ってほしいものです。


洗車のオススメ [車]

 明日は大雪だというのに、洗車に行ってきました。洗車は天気に関係なく1、2週に1度はします。汚れが目立つ色ということもあり、キレイにしておかないと嫌なのです。でないとソアラ好き以外の方は、単なる古くて汚い車と思われるでしょうし。

 ただ、ワックス掛けが面倒だし、機械洗車後に水を拭き取るだけでも一定の体力が要るので、これまではついつい怠りがちでした。

 そんな時に偶然知り、ここ数カ月お世話になっているのが、東京・三鷹の「オークウッズ」さん。一番安い機械洗車の水洗いコースは、ホイールを含む事前の簡単な手洗い、洗車後の拭き取り、タイヤワックスがついて、何と840円!しかも、店内に置かれた「カーグラフィック」を読みつつ、20分ほど待つだけで一丁上がり、という便利さです。

 これが事前洗いの様子。店内から見られるのもいいですね。

 次いで車をレールの上に乗せ…

 アメリカ製の大型洗車機で一気に洗います。流れ作業的に、そのまま通り抜けていきます。

 洗車が終わりそうになると、外の喫煙スペースでタバコを吸いつつ、店員さんが車を移動するのを待ちます。周囲に免許保有者があまりおらず、自分の車が走るのを見る機会が少ないのです。ピカピカ状態の車が動くさまを見て、いつも「やっぱソアラはカコイイ…」などと悦に入っています。他人が見ればちょっと、いやかなりヤバイ光景ですが…至福の瞬間です。

 ともかく、「オークウッズ」さんのおかげで時間に余裕ができ、仕事でたまったストレスも洗い流せるようになりました。かなりオススメなので、お近くの方はぜひ利用してみてください。


オートサロンにて・その2 [車]

 オートサロン・その2です。

 ホンダブースの新型フィット。すでに街中をガンガン走っています。改造していません。取り上げたのは、ひとことだけ言いたかったから。

 「ホンダさん、いくらなんでも目がデカすぎでないかい?」

 あらためてよく見ると、タイヤより大きい。悪いデザインとは思わないけどね。 

 それにしても…イベントでは自動車メーカーの展示が予想以上に目につきました。単に資本力の差でブースの大きさが違うからなのか、それとも面白い改造車があまり見当たらなかったからなのか。

 でもメーカーブース、ぜ~んぜん、おもろくない!ディーラーでもモーターショーでもないんだし、もっと面白い展示、考えとくれよ。主催者も考えてほしいものです。そのうち単なるモーターショーになってしまうぞ!

  軽自動車の販売が全盛の中、いまひとつ波に乗り切れていない観のある三菱アイ。それでいいんです。この最高のデザインを分かってくださる方が少しでもいらっしゃれば。ただ、外装面ではいじる必要がないだけに、オートサロンではおよびでないかも。

 逆に、これからどんどんパーツが出てほしいのがスカイラインクーペ。去年、最もがっかりさせてくれた車です。コンセプトの段階では無理してでも買おうと思ってたのに…。おしりがしょぼすぎ。あと、上側が盛り上がっていて、スポーティーさを欠いたグリル、何とかならんのか。ピエロみたいだった顔をのぞけば、確実に先代よりカッコ悪くなったと思う。背も高すぎる。オジサンではない(と言い切ってみる)私には、全く無縁な車になってしまった。クーペを発売したのはすばらしいけど、あんまりぢゃないか、日産!(う~ん、GT-Rといい、日産はこのパターンが多い)。パーツメーカーさん、腕の見せ所ですぜ!

 

 初めてオートサロンに行ってみて、大きな顔をしていたメーカーブースと並び、大きな顔をしていると感じたのが外車(もちろん、身勝手な解釈です)。特にポルシェ911は多かった。輸入車ショーと両方に出展しているのでしょう。911は確かにイイ。でも高すぎて買えないので当方には関係なし。ひたすら時が経つのを待っております。

 それとこの、かっこ悪いわ、値段が高いわで、世界で最も買う意味のない車(乗っていらっしゃる方すみません。あくまで個人的な意見です、はい)。いつもなら「邪魔だよ!」ということになるけれど、オートサロンなら大歓迎。ど~んどん改造しちゃってください。

 閑話休題。トークショーに出ていたレーサーの服部尚貴さんです。時間がなくて、ちょっとしか話を聞けませんでした。でも、話しぶりから人柄の良さがよく伝わってきました。

 で、なぜ写真を逆側から撮ったかというと、左側の方を紹介したかったから。ピストン西沢さん。J-WAVEで土屋圭市さんと車の番組をやっていらっしゃいます(日曜夜)。同じくJ-WAVEの「グルーヴライン」(毎週月~金曜の夕方~夜)で、(我が愛しの)秀島文香さんとDJを務めていることでもおなじみです。時々エロネタを交えてボケる西沢さんと、それをサラッと受け流す秀島さんの掛け合いは最高!NACK5で土曜日に放送されている「ヒッツ・ザ・タウン」とともに、ぜひみなさんに聴いていただきたいFM番組です。平日であまり聴けないのが残念。J-WAVEさん、せめて祝日は休みにしないでおくれ!

 …話が脱線してしまいました。ということで(意味不明)、今回のイベントで最も見直した車、ランエボです。当初はいかつい顔と、平凡なボディーのアンバランスさに見向きもしていませんでした。でも実物を見ると、けっこういい…。「ベストカー」でデザイン批評をしていらっしゃる前澤義雄さんは、スカイラインクーペより上としていました。納得。惜しむらくは、もう少しボディーが往年の名車である510ブルーバードに似た、箱っぽい感じだったら、と。オートサロンでの人気はインプレッサを圧倒していました。

 見る角度によって印象がコロコロ変わる不思議な車、RX-8です。見るたびに「欲スィ~」と思ったり、「全然いらねえ」と思ったり。いつも振り回してくれます。どの出展車も、オリジナルよりフロントがシャープになっていてよかったです。だけど、これもレクサスSCと同じく、オリジナル車の寸胴なサイドとかっこ悪いリア周りは、いかんとも修正し難いようで。特にリアフェンダー。マツダでは、「高度な製造技術によって実現した」などと胸を張っているようですが…ダサッ!ロードスターもそう。アンタ、いいかげんやめなはれ!

 …はぁ~。あまりに気に入った車がないのに興奮して、けなしてばかりになってしまいました。実際、ものすごく大きな会場のくせして、ビビッとくる車がほとんどなかったのです。う~ん、心ときめく車はないのか。で、再度一周してみると、目を奪われたのは…

 …セリカの隣にあったハコスカでしたとさ。

 今回は、「他の方がネットで取り上げないような車を中心に」と考えつつ撮ったので、これが全てではありません。車の評価はあくまで主観的なもので、世間的にはカッコいいと思われるような車もいっぱいありました。特にフェアレディーZは、写真の青い車を含め、個人的にも新旧モデルを問わず、いい感じでした。載せなかったのは、2シーター車を買えない人間のひがみ、であります(日産さん、ぜひ2by2を復活させて下さい!)。

 ともかく、オートサロンは日本の車文化をある意味で象徴する、また外国にはあまりない、世界に誇れるイベントであるのはタシカ(注:前澤さん風)。まだ行ったことのない方は、ぜひ一度、足を運んでください!

 …ただし、これだけは書かせてください。当日は寒風がピューピュー吹きまくっていたこともあるとはいえ、幕張地区、不便すぎ!駐車場から会場まで遠くて極寒で、歩くのがつらかった。それ以上に頭に来たのが渋滞。京葉道路に乗るまで、2時間以上!(乗ってからは45分)。陸の孤島もここまでくると、単なる孤島。もう2度と行きたくないッス。千葉県のみなさん、再々開発してくださいな~。

 


オートサロンにて・その1 [車]

  今年はのっけからずっと体調がすぐれず、どこへも行けてなかったのですが、東京オートサロンだけはぜひ見たいと思い、千葉市美浜区の幕張メッセまで行ってきました。

 実は、車好きにはたまらないイベントのくせして、オートサロンは初めて。「ぜひ1度」とずっと思い続けていたものの、なかなか行く機会に恵まれなかったのです。

 いざ足を運んでみると、会場は人、人、人…そして人。来場者数だけを見る限り、最近よく言われる「若者のクルマ離れ」もどこ吹く風、という感じでした。ただ年齢層は幅広く、ごくフツーの家族連れが1番目立ったように思います。あとアジア系の外国人。東京ビッグサイトで行われる「輸入車ショー」と同じく、てっきりモディファイ好きな感じの若者だらけ(どんな感じや!)と思い込んでいたので、けっこう意外でした。

 過激な車と、これまた過激な衣装のコンパニオンに代表されるオートサロンも、世の中の動きに合わせて保守化しつつあるのかもしれません。展示車もスポーツカーの影はどこか薄く、やたらとミニバンが目立っていたように思います。う~ん、残念。特に目を引く車もなかったし。それとも、アフターマーケットの元気のなさを反映しているのでしょうか?とりあえず写真とともに、とりとめのない感想を書いておきます。 

 まずは、昔なつかしセリカです。今回の展示車では一番のお気に入りです。現代の車がキライなわけではないけれど、もっと他にそそる車はないのか…。

 続いて30ソアラ。ジャガー風だったか、マセラティ風だったかにモディファイしてますね。ネットで見たことはありましたが、実物はさらにいい感じ。色もGOOD!

 40ソアラ、じゃなかった、レクサスSCです。GT-Rと並んで多かったです。次の愛車候補の1つ。でも、クローズ状態のカッコ悪さと後席の狭さはいかんともし難く…。どの車も水準以上でしたが、背中を押してもらうまでには至りませんでした。

 はっきり言って、復活に拍手を送りつつも、デザインのダメダメぶりにがっかりしている新型GT-R(購入された方すみません。あくまで個人的な意見です、はい)。先月発売ということで、ほとんどが小幅の改造(というか変更)。その中で良かったのがこの車。いびつな形のライトをブラックアウトしているためか、あるいは塗装による目の錯覚でボンネット部分の盛り上がりが抑えられているように見えるためか、けっこういいなと思いました。デザインの欠点をカバーする外装パーツの登場を、ひたすら祈っております。

 GT-Rにがっかりしていると、黒山の人だかりが!「おっ、さては初登場のカッコイイ車かぁ~」と駆けつけてみると…。

 コンパニオンのお姉さんでした…。確かにキレイだし、それ目的で来ることは否定しないけどねぇ…。

 気を取り直して、光岡自動車のオロチです。オロチには思い入れがあります。というのも、この車をデザインした方(かなり若い人です)に仕事でお会いしたことがあるから。車のデザインに対し、とても深い考えをお持ちの方でした。大手自動車メーカーは、「若者のクルマ離れ」を食い止めたいのであれば、もっと若い人にデザインを任せるべき。こんな思い切った車を世に送り出した光岡自動車に拍手!

 まだまだ写真を撮ってきたので、続きは明日、ということで。

 


我が愛車、20ソアラ [車]


ブログトップ・ソアラ.JPG
      

 我が愛車は平成元年式ソアラ(GZ20の2リッターツインターボL)。埼玉県内の某中古ソアラ・スープラショップで購入したのは2年前で、3万キロしか走っていない、程度良好の個体だった。車体価格は59万円、諸費用込みで81万円。  

 30代半ばの当方にとって、80年代に登場したソアラは、R30スカイラインのRSターボ、セリカXXなどと並び、小学生時代の憧れの存在だった。同い年ぐらいの方なら、週刊少年ジャンプで「よろしくメカドック」を愛読した人も多いはず。確か、メカドックでゼロヨンの話に登場したのは初代で、自分も初代を見て衝撃を受けたクチだが、買うなら初代を巧みに洗練させた2代目がよかった。 ちなみにショップの店長も同い年で、やはりツインターボLのオーナーとか。実に感じのいい店長さんだ。

  本当は3リッターで、パールツートンカラーのMZのリミテッドが欲しかったが、リミテッドはほとんどが壊れたときに怖いエアサス。しかもあまり質の良くなさそうな革シートと、劣化しやすいスウェード調のダッシュボードがついているため断念した(値段も高いし)。ソアラ=白のイメージがあるのでいいか、と。

  クリーンで美しいデザインと、子供のころのなつかしい思い出が購入の決め手なので、走りはどうでもよかった。そもそもその前は非力な98年式マーチで、さらにそれ以前はレンタカーで軽を借りるくらい。最近の車にはあまり乗っていないので、さして不満はなかろう、と。実際、ツインターボのシートに背中が張り付くような加速、「キュイーン」という吸気音はたまらなく気持ちいい。(当時の少しちゃちな)ハイテク満載で、デジタルメーターなど、80年代らしい仕掛けがあるのもまた楽しく、微笑ましい。低速のスピードは車体が重すぎてどうしようもなく、ボンネットが大きくて洗車が大変で、燃費もハイオクのリッター6~8とあまり良くないけど…今は楽しくてしようがない。

  当時は「女子大生ホイホイ」「ハイソカー」などともてはやされ、月販5000台を超えることも多かったやに聞くが(田舎にいたので人気ぶりを良く知らない)、今では登録者全体で5000台程度とも。自分の周りでも、2、3台しか見かけなくなった。FRでドリフトに向いているためなのか、改造個体も目立つ(それは人それぞれでいいと思う)。

  かくいう我が愛車も、基本ノーマルとはいえ、タイヤ・ホイールは17インチのメッシュに変え、タイヤアーチとタイヤの間が空くのが嫌なので、車高を若干下げている。将来的には「定番」のBBSにしたいなぁ…。

  それでも、「ヤン車」仕様にはしていないつもりだが(ヤン車仕様も嫌いではなかったりする)、周囲から冷たい視線を浴びることも。考えてみれば、車高はよりスポーツカー的なRX-8並みで、今のフェアレディーZともさして変わらない。今の車はどんどん車高が高くなってきているし、丸っこくないことも「ヤン車」視される理由なのだろう…と、勝手に決めつけている。  

 でも、たまに洗車してもらっている時や、駐車しているときに、年配の方に「あ、ソアラだ。懐かしい」と喜ばれ、20歳ぐらいの若者に「昔の車は角ばってていいですね。乗せてもらっていいですか」と興味を持たれると、うれしくなる。

  さすがトヨタ、なのか、ここ2年間、走る上で致命傷になるような故障はない。必要があって交換した部品も、水温計、タイミングベルト、マフラーぐらい。ただ、エアコンの調子が悪く(夏に使おうとするとキュルキュルいう)、とうとうこの前の車検時に、環境にやさしいガスを使う新品に変えてもらった。これはかなり高くついたが、レアケース。80年代車を購入したい方は、あまり気にしないいただきたい。   

 何より発売当時320万円もしていた車が、81万円プラス定期的な部品交換で済むなら、下取り価格がゼロに近いとしてもコスト効率は悪くない。それに個人的には初代、2代目のソアラは、2000GT、スポーツ800(ヨタハチ)と並んで、(トヨタにしては?)かなり優れたデザインの車だと思う。

 まだ走行5万キロ程度なので、できる限り乗り続けるつもりでいる。そして、この文章を読まれた方のうち、1人でも多くの方がソアラファン、もしくは古い車のファンになっていただけることを願う次第だ。


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。