Tervetuloa! [車]
人生も折り返し地点まで来ると、さすがにちょっとやそっとのことじゃ驚かなくなるものですが、最近立て続けにびっくりさせられる出来事がありました。
ひとつは地下鉄でのこと。当方の次の駅で乗り込み、対面に陣取った子供3人と両親の家族連れ。見ると、親子だけでなく、夫婦同士まで瓜二つ。一卵性家族という表現がぴったりです。
まあ、それだけだったらなくもないかなという感じだけど、驚いたのはここから。その家族、数駅先で降りるかと思いきや、なぜか車内に一人居残る父親。
そういえばこの人、他の家族とは一言も話してないなあ。
(まさか…)
そう、この男性、赤の他人だったという(笑
本当にびっくりするほどそっくりだったんすよ!当方の文章力ではうまく伝わらなくて残念。
びっくりといえば、先週末にもこんな出来事がありました。
都心に車で向かう用事があり、その帰路に立ち寄ったのが、車好きが集まることで知られる辰巳パーキングエリア。実は、長年東京に住んでいるのに一度も訪れたことがなく、どんな雰囲気なのかふと見てみたいと思ったのです。
聞いていた通りに狭いパーキングですが、週末ということもあるのか満車状態。顔ぶれも高級外車からVIP仕様、ボーイズレーサーまでバラエティーに富んでいて、それらの車を撮影する人もチラホラ。
車好きな若者は健在なんだと感動しながら様子を見ていると、カメラ片手に笑顔でこちらに向かって歩いてくる一人の青年。外人さんでした。
その彼が当方の車を指さして開口一番、「きれいなソアラですね!」というではありませんか。何でもフィンランドから来たとか。
でも、20系は日本国内専売だったよね?「米国や豪州の人ならともかく、北欧の人がよく知ってるねえ」
何でも彼はドリフト好きで、今回が4回目の来日なんだそう。今週末に鈴鹿で行われたD1グランプリを見に来たのかな?そのためか、20ソアラのことも実によく知っていました。JDM人気ってやっぱすごいんだなあ。
すると、彼がおもむろにiPhone画面の写真を示しながらひと言。
「僕この20ソアラ持ってるんですよ」
工工工エエエエエエェェェェェェ(゜Д゜)ェェェェェェエエエエエエ工工工
まさかフィンランドにもオーナーがいるとは。。。
聞けば、フィンランド国内には3台の20ソアラがあって、彼が2台!、友人がもう1台を所有しているんだとか。米国経由で苦労して輸入したそうで、パーツが手に入らないので1台はバンパーレス状態。ちなみに、エンジンを自分で1JZにスワップしたので510馬力あるそうです。
「本当に驚きました。まさか〝本物〟と出会えるなんて…」
興奮した様子で話す彼。いやいや、びっくりしたのはこっちだってば。日本人オーナー同士ならともかく、外国人オーナーと辰巳デビューのおっさんがこうして巡り会うなんて奇跡っしょ~
結局、すぐに帰宅しようと思っていたのに、30分以上話し込んでしまいました。しかも興奮したのか、真っ直ぐ帰るはずが、気がつけば大黒ふ頭へ。
その大黒ふ頭、この日は閉鎖こそ免れていましたが、あいかわらず車の姿はまばら。夜中という事実を割り引いても寂しすぎる光景です。
結局、ちょろっと記念撮影しただけで帰ることに。。。
他人に迷惑かけちゃいけないのは確かだけどさ、ここまで厳しく対処する必要あるの?オフ会以外で、いつでも立ち寄れて、たくさんの車を見学できる環境を望む人は他にもいるはず。仮にも世界有数のメガロポリスなんだからさ。
フィンランドから遠路はるばる車を見に来日するほどなのだから、うまくやればインバウンドの増加にも寄与すると思うんだけど。関係各所には、ぜひともおもてなしの精神を期待したいものです。
※追記・あれから大黒のことが気にかかり、先週の金曜に再度出撃してみました。
時間が10時ごろと、前回より2~3時間早かったためか、駐車スペースは8割方埋まっていて、10年前の全盛期ほどじゃないにせよ、かなりのにぎわい。スカイラインジャパンなどの旧車もいたりして、十分に楽しめました。
この日も20人くらい外国人が来ていて、2by2の260Zをレストアしているというオーストラリア人の親子からナンパされることに。日本車人気が高いオーストラリアだけあって、20ソアラのこともよくご存じでした。
昼間はこんなレベルじゃないのかもしれませんが、なかなか身動きできない当方にとって、夜のにぎわいはありがたい限り。神奈川警察さん、今もしばしば閉鎖されているみたいだけど、お手柔らかにお願いしますね!
DECADE [車]
ソアラが我が家にやってきて10年になります。マイソアラは平成元年式なので、この世に産声を上げてから25年という意味でも節目の年になります。
よくこれだけ乗り続けてこられたなあ。もともとFD3Sを買おうとした矢先にメチャクチャかっこいいソアラと遭遇し、土壇場で変更したのが付き合いの始まり。買ってからもフェラーリ308、240Zと憧れのクルマに翻弄され続ける飼い主をよく制御してくれました。最近はレンジローバーイヴォークにグイグイ惹かれてるんスけど…
いっそのことクルマを手放そうかと思い悩んだ時期もありました。都会暮らしで週末ドライバーとすらいえない程度しか乗っていないので、どうしても不経済なんですよねえ。ここは緑の人がウヨウヨしてるし。
この先もいつまで乗り続けられるかは分かりませんが、とりえあず節目の年を記念して何かしたい。そこでホイールを新調することにしました。
これまで履いていたホイールはニューレイトンのバーンシュポルト。BBSのRS‐GTそっくりなデザインで、実際にキャップを付け替えるなどして「ニセBBS」にしているのは前にご紹介した通り。何気にけっこう気に入っていて、2、3年使ったら本物のBBSを買おうと思い定めつつ、結局そのまま使い続けておりました。
一方で、ずっと気になっていたのがディスク部分の出っ張り。車検は問題ないのでそのままでもいいっちゃいいのですが…モヤモヤ感が消えない。
かといって、これというホイールが念頭にあるわけでもない。BBSならRSかLMですが、前者はタマなし、後者はディスク部分の色が暗めなのが好みじゃない。BBS以外も含めていろいろ可能性を探ってはみたものの、サイズの制約もありなかなか決まりません。
そうこうしていると、アッ○ガレージさんのホームページで良さげなホイールを発見!茨城北部のお店でしたが、この目で確かめたかったので直接、出向くことにしました。
そのホイールとは、LM。あれ?
といっても、ピアスボルトが黒くなく、ディスクの色もくすんでいない比較的新しいやつです。新品の半額以下にしては状態はまずまず、かな。現地に着いたのが夕方で時間がなかったのに、店の厚意で履いて帰ることができました。前に買ったナビがすぐに壊れる出来事があり、アッ○ガレージにはあまり良い印象を持ってなかったのですが。
このホイールはミシュランのタイヤ付き。ちょっと硬めでゴツゴツ感はあるけど、これまで履いていたピレリのP7000よりは接地感あります。
う~ん、没個性の極み、もとい、抜群の安定感です。収まりがいいといえばいいでしょうか。やっぱ20ソアラとLMは相性抜群だわ。両者のニックスに着目した人ってすごい。
同じ20ソアラでも、ボディーカラーが24Hや24AのリミテッドはRS、スーパーホワイトのツインターボLはLMがベストな組み合わせな気がします。前者はラグジュアリー、後者はスポーティーな方向に振るのが良いのではなかろうか。ディスクは思ったよりくすんでないし、いい出物があって良かった。
気になるサイズは前が7J+42、後ろが7・5J+38(5ミリのスペーサー付き)。偶然にもこれまでと同じでした。
理想をいえば、後ろは8Jぐらいにしたいかな。でも20ソアラは太くしたって見えにくいので意味が薄い気がします。下手に太くしすぎてサイズオーバーになるのも嫌だし。ディスク面もちゃんと引っ込んだので文句なしです。
あ、まだやることがありました。ホイールキャップです。黒だと自然すぎてちと寂しい…
前のホイールに使っていたキャップは外周を削り、土台もつけ替えたので使えません。結局ネットで買うことに。う~ん、たったこれだけで1万3000円オーバー。たいして高級感があるわけでもないのに。
そしてやはり前回同様、リムステッカーも。12枚で6000円也…
変更後。なんだ前と同じじゃん(笑
全体の印象は…
ラジコンキターッ(笑
なんで自分のソアラはこうもオモチャっぽいのか。
せっかくなので記念撮影をばと、オークウッズさんで久々にワックスをかけてもらい、意気揚々と出かけようとするも…開けたサンルーフからちべた~いものが。雨か~い!やけに客が少ないと思ったんだよな~。
やむなく金曜日に仕事をサボり(え、自宅近くの桜スポットへ。
1キロぐらいあるでしょうか、延々と桜並木が続いています。前にご紹介したスポットよりこちらの方が人が少なく、看板などの夾雑物があまりなく、車もとめやすいのでお気に入りです。
やっぱスーパーホワイト最高やね。キャップをピンクにしてみても面白いかも。ちなみに同じスーパーホワイトでも、どこか青っぽい050(Ⅳ)より、この043(Ⅲ)の方が好きです。
その翌日、家を出ようとすると左の前輪から何やら異音が。昨日から気づいていたんですが、格段にうるさくなっています。こりゃ危ない。あわてて近くのディーラーに駆け込んだところ、何とナットの締め忘れ!やっぱアッ○ガレージ恐るべしだわ。よく東京まで帰れたなあ。
気を取り直し、洗車場で今度はワックスを手がけして(笑、再び例のスポットへ。ようやく落ち着いて撮影できました。
気分一新! [車]
話は続きます。むしろ前回はフリだったりして…
遅れて到着したなか、ハチミーで時間の許す限り観察したのが、
リアスピーカーたち。
さすが、ハチマル車の祭典だけあってちゃんとツボを押さえてますね。
一番多かったのが、やはりパイオニアのロンサムカーボーイ。クラリオンのシティコネクションやケンウッドもありました。当時は幼すぎてカーオーディオの知識が皆無だった当方にとっては、アーノルド坊やの歌のおかげてシティコネクションの方が馴染み深かったりします。
そしてハチミーの三日後に届いたブツ。
梱包を解くと…
キタ―――(゚∀゚)―――― !!ハチミーの前に落札していたパイオニアのTS-X15Ⅱです!
無理やり4WAYにしてあるのが泣かせます。そしてデカいです。重いです。
重要なのがバックイルミ付きな点。
ググってみると、どうやらTS-Xシリーズは「15」を除く「9」以上がイルミ付きらしい。ちなみに「60」は低音以外のスピーカーが自動的にせり上がるという、いかにも80年代らしい無意味なギミックが付いていたりします。
ロンサムの置き型スピーカーは80年代前半の車にはぴったりでも、ニーマルとはちょっと時代がずれる印象。中身が新しく見た目は純正の現状に満足していることもあり、なかなか購入する気になれませんでした。でもイルミ付きとなると話は別。ニーマルでも字光式ナンバーにイルミスピーカーの組み合わせ、けっこう見た記憶あります。
正確なところは不明ですが、ウィキによるとロンサムカーボーイが廃止され、ブランドがカロッツェリアに統一されたのは1986年。そして、おそらくこのTS-X15Ⅱはその最末期のモデル。だとすると、実際にニーマルと発売時期が重なっていることになります。
まあ、当時風にしたいというより、光り物に弱いだけなんですけどね(笑
素材がもろいのか、当時のスピーカーは特に劣化しやすいようです。美品でイルミ付きとなるとかなり入手困難。相場以上の値段だったかもしれませんが、ようやく状態の良いものに出会えて良かったです。
ちなみにイルミ付きで思い出すのが、少し後に発売されたケンウッドのKSC-7070。ブレーキを踏むと緑から赤に変わったり、ウインカーを出すと光が流れたり。道交法改正ですぐに発売中止となったこともあり、これまたかなり希少みたいですね。
ちょっと心配だったのがスペース。TS-X15Ⅱは横幅が約34センチもあります。はたしておさまるのか。
ともかくやってみることに。リアシートを外して、純正スピーカーを外して、配線し直して…
無事つきました(^○^)
ヘッドレストの真後ろとはいきませんが、思ったより間が空いてくれました。大きいのが幸いしてリアボードの穴もうまく塞がってくれました。茶内装との色の違いについても特に違和感ありません。
気になる音のチェック。せっかくなんで最近、再発見してよく聴いている80年代の曲で試してみます。
曲はCMで使われていた、
1、TOKYO GIRL(JOLEEN) 2、Marco Polo(Bob James) 3、Over Night Success(TERI DESARIO)
の3曲です。懐かしいでしょ(笑
1は富士ゼロックス、2はサントリー、3はソニーのCM曲です。このころのソニーのCMは最高だったなあ。トンプソン・ツインズの「ホールド・ミー・ナウ」とかCMで知ったもんなあ。なんでヨン様使ったりとか目茶苦茶な広告戦略とるようになったんだろ。ゼロックスの写楽、持ってたけどほとんど役に立たないという(笑
さて、音は予想通りシャカシャカしてます(笑。低音も弱いです。でも耐えられないレベルじゃありません。グライコの調整次第でかなりマシになります。懐かしい感じもGOOD!むしろ大音量でウーハーが壊れないかとハラハラするのが一番の難点だったりします(笑
そして気になるイルミですが…
光量は少ないものの、ちゃんとまんべんなく光が行き渡っています(^○^)。これならLED化しなくてもよさそうです。
350ルクス?以下であれば道交法にも引っかからないとか。
地元の商店街にて。周りが明るすぎてあまり分かりませんが、暗闇ではかなり目立ちます。心なしか後ろの車との距離が開いたような…
高い買い物でしたが大満足。こうなると字光式にしたくなってきたなあ(笑
ハチマルミーティングへ [車]
久々の旧車イベント [車]
久々にソアラと戯れた日曜日。
いつもはいつ壊れるかとハラハラさせる存在でしかないサンルーフは、太陽の恵みがいかに尊いものであるかを再認識させてくれました。
やや排ガスくさい東京の風もなかなかどうして。
マスタングが雨でほとんどオープンにできなかったので、なおのことうれしかった。
うん、おまえはマスタングにもまったく引けをとってない。
無心で走り、ここが所沢であることに気がついて、ふと思い出したのが旧車イベントのこと。そういえば毎年この辺りでやってたよなあ。
調べたら、ちょうどところざわ自動車学校という所で所沢クラシックカーフェスティバルというイベントを開催していました。さっそく突撃。
手作り感のあるイベントで、家族連れが多く、いろんな車を見て喜ぶ子供の姿がほほえましい。
フリマもなかなか充実していました。ソアラの部品は…ないか。
一般的な旧車イベントとは違い、よく走れるなあと思うような程度の車がたくさん。それでも何台かは驚くほどきれいでした。
筆頭がこのマークⅡ。ケタを見誤ってなければ3万4000キロのはず。これは本当にきれいかった。
ケンメリと並び、米国デザインの模倣?に走っていた70年代日本車の代表格、といえるでしょうか。
チェイサーとはグリル形状が違いますね。前期か後期かはよく分かりませんが。
それにしても、何でブタ目なんだろう。フロントがブタの顔に似てるっていうけど、ブタケツローレルと違って全くそう見えないんだが。
なのに卓抜なネーミングと感じるのがこれまた不思議。
マークⅡとともにすこぶる状態がよかったのがこのDR30。オールペンなのかな?サイドステッカーもどことなく違う感じ。
黄色のフォグランプをつけているところにセンスを感じます。
DRに乗るならホイールはG7にしたいところだけど、このアドバンやインパルのように、より80年代らしいものをチョイスするのもいいですね。
このレパードも新車みたいでした。何でだろう、ソアラよりシャープでスポーティーな印象なのに、高級でもあるんだよなあ。
ボディーカラーにひかれたセドリック。130型系でよかったっけ。
オリジナルペイントではないのでしょうが、深みのある色にうっとり。ホイールを変えているせいか、当時のどことなくオンボロなイメージとは違って上品な印象です。
これは430セドリック、ではなくて十字グリルなのでY30グロリア。たぶん…。前期のハードトップだと思う。たぶん…。昔はきちんと区別できたんだけどなあ。
車に夢中だったのが70年代後半~80年代前半だったので、一番なじみのある世代です。
ちなみに隣にいるパトカーと警官、本物ではありません。その隣にはジャパンのパトカーも。たぶんあれです。警官の方は何度も撮影を求められて大忙しの様子でした。
チェリー。初代の2ドアクーペですね。これは懐かしい。子供の頃よく見たなあ。
とにかくリアが印象的。70年代の日産のクーペはチェリーといい、2代目シルビアといい、子供でも変だと思うくらいリアのデザインが奇抜でした。
へんてこりんで正統とはとてもいえないデザインも、旧車となり、希少性が増した今ではチャームポイント。オンリーワンであることがいかに大切かを改めて教えてくれます。冒険心は認めるけど、デザイン的にははっきり言って受け入れがたいbBやジュークもそんな存在になるのかな。
このイベントはカローラやサニー、コロナといった大衆車が多い点が素晴らしかった。その中で、最も気に入ったのがこの初代シビック。自宅近くをたまに極上車が走っているのですが、発見するたびに食い入るように見つめてしまいます。もし70年代車のMVPを選ぶなら間違いなく候補に入ります。
この絶妙なサイズ感やパッケージングがたまりません。オデッセイとフィットを成功させた代わりにシビックを失いつつあるホンダよ、それでいいのか?
そういえば、子供の頃はこの車を見るたびにタヌキやアライグマっぽいと感じたものですが、渾名にはなっていませんね。そう思っていたの自分だけなのかな?あるいはブタ目やブタケツと違ってヤン車じゃないからかな?だとすればブタ目というネーミングはヤンキー文化に通じているのかもしれません。この辺を深く掘り下げると面白い事実が浮かび上がるかも。
当日はおばあちゃんも2台いたけど、さすがに何度も取り上げたので割愛。いずれ自分で買って嫌というほど取り上げるつもりです。
旧車イベントはしばらくぶりだったので大満足。
11月初めにはハチマルミーティングがありますね。今年こそ、今年こそは。
心理学的アプローチを試みた [車]
4月あたまに勤務場所が変わって以来、ほぼ息継ぎなしで働いてきました。黄金週間までもてばまとまった休みの効果で多少は疲労が抜けるかと思いきや、貴重な4連休は飛び石で出勤。それ自体は珍しくとも何ともないのですが、あいにく慢性疲労が甚だしくなっていたタイミングだったので、いつも以上に難渋しました。
労働基準監督署なんて存在しないも同然で、週40時間勤務なんて夢のまた夢。そもそも定時という概念自体なきに等しく、残業しているという自覚もなし。仕事が片付いたから早めに帰るなんてまずありえない。
そんなシビアな世界なのに、アトピー性皮膚炎と慢性疲労症候群という、厄介きわまりない病気を抱えつつ働くのは自殺行為かもしれません。
なのにこうしてしがみついているところをみると、少しはプライドというか、意地があるのかな。もともとけっこう負けず嫌いな性格なので、病気になったことでなおさらのこと自らを叱咤し、半ばヤケになりながら立ち向かってきたように思います。
それと自分が率先して頑張ることで、同じ病気で苦しむ方を少しでも力づけたいとの思いもあります。ハードな点を除けば楽しいし。もしかしたら心理学で言うセリグマンの学習性無力感みたいなもので、単に受け身的に厳しい状況を受け入れてしまっているだけなのかもしれませんが。。。
もちろん、きついなら無理せず休むべきだし、生活に困らないなら働かなくていい。こういう生き方、間違っても人にはすすめません。
ただ、こういう命をすり減らすような生き方をしていると、蓄積したダメージの大きさと反比例して、些細なことに大きな喜びを感じられるという、意外な効用もあるんですよね。ようやくたどり着いた週末にたまたま体調が良く、ソアラで出かけでもするとものすごくうれしいんだな、これが。
この喜びだけで遮二無二働いてきて良かったと心から思い、俄然やる気が沸いてきます。単に一種の逃避という適応機制なのかもしれませんが、それでもいいです。
あるいはこれって、中年の危機が関連した行動なのか。。。
さて、先週の土曜日は珍しく体調が良かったので、そんな喜びに浸るためプチ遠出をしてきました。本当は良いといえるほどではなく、出費を抑えたい山の神に「やめときなよ~」と制止された途端、ブーメラン効果で家を飛び出したりして(笑
お目当ては毎年恒例のノスタルジックカーショー。旧車イベントは久しぶりなのでいつも以上にテンションが上がります。
今回の会場は東京ビッグサイトではなく、同じお台場にある青海の特設会場。正月のニューイヤーミーティングと同じ場所ですね。屋外の方が太陽光の下で見られる点ではいいのかもしれません。この時期なら多少暑いくらいで過ごしやすいし。
ただし、最寄りの駐車場は×。駐車場代が何時間停めても1日1500円。関係者でもない限り停めるのはせいぜい3時間でしょう。入場料といっしょって、いくらなんでも高すぎる。ぜひ改善してもらいたい。
会場に入り、目玉の一つであるバットモービルをしばし眺めた後、左手にあったキャステルさんのブースへ。ちなみに日曜日はウルトラ警備隊の「ポインター号」が展示されていたようです。
ミウラが2台にディノにフェラーリ365GT…あいかわらず豪華だわ。この黄色いストラトス、いつぞやご紹介したドンガラとは別物みたい。
スーパーカーブームのころは格下の印象があったこの車も、今だと3000万円ぐらいするとか。希少性と個性的なデザインがカーマニアの心をくすぐるんですかねえ。
そういえば一昨年ぐらいだったか、ストラトスが復活するというニュースがありました。現代風にアレンジされていて、質感が高いとはいい難いデザインの欠点をうまく修正している印象を受けました。残念ながらフェラーリ430がベースで、1億円という、とうてい庶民が買えない値段でしたけど。そういえばアタカエンジニアリングのレプリカ、まだ売ってるのかな?こちらは本物に忠実に作られていて、値段も700万円ぐらいと比較的手ごろだった記憶が。
旧車イベントなのに現代のスーパーカーが多かったのはなぜ?スウェーデンのケーニッグゼグ・CCRで良かったっけ?初めて生で見ました。確か4000万円ぐらいの車だったと思います。
ライトの形や塗装の質など個人的にイマイチな部分もありますが、横からの眺めはずんぐりむっくりながら、なかなかバランスのとれたいい形をしています。
それにしても我ながらデザインにこだわるというか、それ以外にはさして興味がなかったりして。内なるリビドーが転換してデザインに目を向けさせているのでしょうか?確かに性的欲求、めっきりなくなったし(笑
ランボ軍団。現代のスーパーカーにはあんまり興味がないので、いまだにムルシェとガヤルドの区別がつかなかったり…
ただ、往年の輝きをあとかたもなく失った(と個人的に思っている)フェラーリに比べると、ランボの方がデザインレベルははるかに上。ビビッドでカラフルな色もこのモダンなデザインならマッチしますね。
それにしても、どれもこれも派手な色か、ステッカー貼りまくり。そうするのが流行りなんでしょうか?かえって元の良さが失われてしまう気が…
当ブログの初顔、フィアットX1/9。角張ったデザインなら初代MR2の方が好みですが、コンパクトスポーツ大好き人間としては見逃せるはずがなく、モノマニーな自分が出現したりします。
そういえばマツダとフィアットが提携し、マツダがロードスターを供給するなんて話が出ています。もしかするとこの車を復活させるのかな。X1/9は量産型ミッドシップスポーツの元祖的存在で、FRになるとキャラクターが変わってしまうのでそれはないか、と思っていたら、どうやらアルファロメオブランドでの発売のようですね。いずれにせよ、本家のデザインに食指が動かない自分としては期待大です。
今回は日本車が少なかったのがちょっと残念。その中にあって外車に負けじと光輝いていたのがこのセリカXX。同世代の方なら「よろしくメカドック」を思い浮かべるはず。
80年代前半の車って、それ以前の車以上に見かけない印象があります。旧車というには新しく、貴重な感じがしない上に、防サビが不完全なので、かえって消えてしまっているのかな?この車もめっきり見なくなりました。
スーパーカーブームとともに当方を車の虜にさせたのが「よろしくメカドック」だった関係で、この時期の車には特に思い入れがあります。初代ソアラ、R30スカイライン、S130フェアレディZ、S110シルビア/ガゼール、どれも大好き。XXは内外装がスポーツカーらしくない点が残念とはいえ、もちろんキライじゃない。
シートに汚れはほとんどなく、ボディーもオールペンした気配こそあるものの、目立ったキズはなし。走行は10万8799㌔で、車体価格は110万円ぐらいだったでしょうか。売約済みとのことですが、買った人はかなりいい買物をしたんじゃないでしょうか。
日本車をもう一台。84年式の7代目コロナです。XX以上に状態良さそうでした。走行8万5000㌔で75万円。時期が重なるだけに、初代のレパードやソアラとどことなくテイストが似てますね。
ポルシェ550のキットカー、ベック550。キライではないけど同じポルシェのレプリカなら356スピードスターの方がいいかな。
人間は歳を食うと何かと保守的になるはずなのに、自分の場合は例外のようで…年々過激というか、とんがった車への憧れが強まっている気がします。
その代表がコブラ。いいなあ…。ワイルドで、スポーティーで、エロティックとくれば欲しくないわけがない!
でも今回の最優秀賞は隣の車だったりして…
それがこのシェルビー・デイトナ。1960年代に6台だけ生産されたシェルビーのレーシングカーです。本物は5000万円以上するといわれているので完全に視界外ですが、レプリカが幾種類かあって、600万~700万円ぐらいあれば何とか手に入るみたい。ただし内装はスパルタンそのもの。個人的には内装がきちんとした1000万円ぐらいのやつが欲しいです。この個体は1000万円バージョンみたいでした。
リアの緩やかな傾斜と、バッサリ切られた尻切れのいわゆるコーダトロンカが最高!フェラーリの250GTOより好きかも。大きさはもうワンサイズ小さくしてほしい。
キットカーやレプリカってちゃちすぎて買えない印象がありましたが、こうしてじっくり見てみるとかなりいいですね。ラベリングはいけませんね。これ以外にフォードGT40のやつもいい。あとはもうちょっと値段がこなれてくれれば…
でも高くて買えないからってあきらめてはいけません。ひたすら「お前なら手に入れられる!」と心の中で念じましょう。そうすればピグマリオン効果で買えるかもしれません。買えなくとも、空に向かって「ほしいぃぃぃぃ!」と叫ぶだけでカタルシスが得られ、精神衛生的にプラスです。
いや~、いつも以上の満腹感。さて、心理学の勉強し直すとすっか~
加工してみた・その2 [車]
デジカメは仕事の必需品で、これまではニコンの一眼レフを携行していました。でも重くて荷物が増えるので不便。今年は特に出張が多く、CFSを抱える当方はそのたびに難渋していました。
そんな折、同僚がリコーのコンカメを購入。画像の出来映えの良さに、隣で指をくわえて見ているのが我慢ならず、衝動的に買ってしまいました。
それがこれ。カシオ計算機の「エクシリムEX-ZR100」です。前に買ったエクシリムが全く使えなかったのでちょっと不安でしたが、これは当たりでした。シャッターの切れは良いし、持ちやすさ、操作性もなかなかのもの。フルHDの動画も撮れるし。前回デジカメを買ったのが5年以上前だったとはいえ、その進歩にはかなり驚かされました。
それにしても、これだけ高機能化して2万円以下とは。デジカメなんて最低でも3万円台後半はするものと思い込んでいたので、これまたびっくりです。
なぜ前回の失敗があったのにエクシリムを選んだかというと、この機種にはHDR機能が搭載されているから。HDR機能はペンタックスの一眼などにも搭載されていますが、エクシリムの絵は群を抜いて魅力的。「これでソアラを撮れば、腕のない自分でも人様に見せられる程度の画像が楽に撮れる」との下心が背中を押したのでした。
先週末の夕方、近くの公園でソアラを撮影してみました。
そこそこきれいで、自然もわりと豊かな公園。でも足繁く通いたくなるほどではない。おまけに紅葉シーズンが終わりに近づき、樹木の葉が落ちかけて寂しげです。
HDRモードで撮影した画像はこれ。ほとんど変化がないですね。そこでダイヤルを回して「HDRアート」にしてみると…
絵画チックに大変身!寂しげだった樹々もいきいきとして、色を取り戻したかのよう。それにしても、やっぱソアラはカッコいいわ~。
前方から。HDRアートでは白い部分が黒く染まります。反対にグリルは白っぽく変化。いずれにせよ、カッコいいことに変わりはありません(笑。
今度は真後ろから逆光気味に。この方がより効果的かも。
そして真横。冬の夕方は空が澄んでいて、おまけに夕映えが美しいので撮影にうってつけですね。寒さに弱い当方も日暮れまで夢中で撮影。
質感がイマイチなコックピットも十分サマになります。
実は、このコンカメを買ってもう数ヶ月になるのですが、いまだに見ていて全く飽きが来ない。
唯一困った点を挙げるなら、見る方が楽しくなりすぎ、撮影しに出かける機会がさらに減ったこと(笑。それでは本末転倒なので、正月こそどこかへ出かけてみようと思っています。
加工してみた・その1 [車]
ソアラが家族の一員となったのが確か2005年8月だったから、もう6年半近くになるわけです。購入時の走行距離は3万1000キロでした。対して現在の距離はというと、7万6000キロ弱。う~ん年に1万キロ以下か~。週末ドライバーとはいえ乗らなさすぎだな~。
特に今年は、たまに乗ったとしても気分転換を兼ねて都心まで馬券を買いに行く程度。100キロ以上遠くに行ったのは一度もないかもしれません。旧車の仲間入りつつあるとはいえ、さほど故障を気にせず、長距離をガンガン、快適に走れるのがこのクルマの魅力でもあるはずなのに。これじゃあいけませんね。
ということでソアラに関するトピックスは以上。
で終わるのはちと寂しいので、暇つぶしにやってみた画像加工の話を取り上げます。
ちょっと前までの画像加工といえば、フォトショップを使ってメンドクサイ操作にアクセクしながら…というイメージでしたが、最近は手法が多様化して、タダで楽しめるサービスも充実してきました。そこで手元にある画像を使って暇つぶしに加工したソアラたちをアップしておきます。
前に当ブログで取り上げたものを適当に加工したものです。ネタばらしをしてしまうと、使ったのは「写真加工ドットコム」というネットサービス。無料で利用できる上、適当にボタンを押していれば「はい一丁上がり」というあっけなさ。
これは加工前。三脚を使ったのでピントは一応合っていますが、せっかく有名ブランドのお店が背景なのでもうちょっと華やいだ雰囲気にしたいところ。かといって撮り直しに行くのはめんどっちい。
そこでちょっと明るめにしてみました。構図を替えるのはさすがに無理ですが、これだけでも少しは華やかになった、かな?
地元の商店街。何の変哲もない、どこにでもありそうな商店街がそこそこ見られるようになるから不思議です。カネないヒマない技術ないの三拍子そろった人(つまり私ということですが)にはうってつけです。
いつだったか、真夜中に横浜の赤レンガ倉庫まで流したときの写真です。小雨がそぼ降る中の撮影で、しかもこの後すぐお巡りさんが来て追い立てられたため、これ一枚しか撮れませんでした。これをいじくると…
こんなのや…
こんなのまで。雨に濡れた路面が強調され、人気のない倉庫の美しさを引き立てています。実際は真夜中にもかかわらずけっこう人がいて、後ろ指をさされながらの撮影だったんですけど(笑
「東京散歩」の中で取り上げた六本木での写真を加工してみました。構図とピントさえ何とかすればド素人でもプロっぽくできそうです。
これはHDR加工。元画像よりも陰影がはっきりしています。
昭和風のスナップにしてみました。当時はこんな感じだったのかな?1978年だとまだ存在していませんね(笑。残りは「みんカラ」で。
ノスタルジック2デイズへ [車]
●今年に入りうれしかったこと→ポテチのフレンチサラダ味を近くの100円ショップで再発見したこと
●今年に入り落ち込んだこと→ポテチのフレンチサラダ味を大量に買い込み、山の神にえらく叱られたこと
●今年に入り腹が立ったこと→ポテチのフレンチサラダ味を買い込んだのに、買ってくるなと怒ったはずの山の神に大半を消費されたこと
とまあ、緊迫する中東情勢をよそに暢気な日々を送っております。
仕事のほうは相変わらずで、3月1日から担当替えとなり、オフィスの場所も変わるので、さらに忙しくなる気配。まあ、もはや悟りの境地に達しているので何とかなるっしょ。
それより気になるのは、この1年半を共に戦ってきた後輩クンのことです。彼は当方と違って素直で心優しく、みんなから好かれる人で、その点はまったく心配していないんですが…何せ酒好き&酒乱で、何と合コンの場で放尿してしまうという、とんでもない武勇伝?の持ち主。その上、31にもなって貯金はおろか、けっこうな借金を抱える身。生き急いでいるといえば聞こえはいいのですが。そんな彼を救ってあげたいという、ボランティア精神に満ちあふれたステキな資産家の女性を大募集中です!
あっ、ちなみに彼は自他共に認めるロリコン野郎です。。。
それはさておき、横浜市のパシフィコ横浜で開催されている「ノスタルジック2デイズ」を見てきました。
今年は、4月初めの開催だった前年からややスケジュールを繰り上げての開催となりました。
正直、花粉シーズン真っただ中なのと、「前回と同じ内容かな~」との思いがあり、行くのを少しばかりためらっておりました。でもいざ着いてみると出展車の顔ぶれはかなり違っていて、昨年にも増して満足度大でした。
いつもより時間をかけて撮影し、載せきれないので残りはみんカラの「フォトギャラリー」にアップしておきます。今日行かれるという方はネタバレになるのでスルーしてください。
まずは欲しいクルマから。お馴染みフェアレディZです。この個体は前にも取り上げたかもしれません。
スポーツカーとはいえ、小回りが利くタイプではなく、GTカーに近い味付けは必ずしも好みとはいえません。ですが、やはりこの容姿を眺めていると諸々のことはどうでもよくなります。
5000万円ぐらいするクセに消火器がないと怖くて乗れない車。それでも強盗しようかと思わせてしまう車。
「BP東京ノスタルジックカーショー」ではランチア・ストラトスのドンガラが出展されていましたが、このイベントではフェラーリ308の姿が。隣には黒の328もありました。
最近は金ないクセに2台目が欲しくてたまらず…車探しと購入シミュレーションに余念がありません。現時点の候補は、
・フェラーリ308
・トヨタスポーツ800
・ポルシェ930ターボ
・初代もしくは2代目ソアラ(2代目ならパールツートンカラーの3・0GTリミテッド)
・初代フェアレディZ
特に308が無性に欲しい今日このごろ。この辺のクルマになると購入費用とは別に維持費が問題になるので、買うとはっきり決めていません…というか買えない可能性大ですが。どうせ人間いつかは死ぬんだし、買うチャンスがわずかでもあればトライした方が後悔しないかも。後輩クンに影響されたかな?
お次は当ブログの新顔。いすゞピアッツアです。バタ臭い日本車という意味ではアルシオーネSVXと双璧をなすクルマ、かな。子供のころに乗ったことがありますが、後部座席から眺める運転席が未来的で、特にハンドルの右側についているスイッチに心を揺さぶられたのを憶えています。
スカイラインジャパン。どちらかというと丸目の方が好きです。昔はケンメリとR30に狭まれた地味なモデルという印象でした。あらためて見ると適度に抑制が効いていて、何気にいいデザインしています。丸テールはジャパンのものが最も好きです。
今回は魅力的な色のクルマが本当に多かった。これは1970年式クラウン。エンジンは1JZにスワップされていました。
ちょっと分かりにくいですが、やや薄めのモスグリーンがいい味出しています。こういう色、個人的にはすごく好きなんですけど、売れないのかあまり商品化されませんね。最近だとティアナぐらいかな?それも黒や青が多くてモスグリーンは滅多に見ません。
いつだったか、「ノスタルジックヒーロー」に掲載されたモスグリーンのクジラクラウンを生で見たいのですが。
アルピナ。B6かB7かよく分かりません。このカラーリングを見るのは初めて。どういう由来があるのかな?
色だけじゃなく程度も極上で、まさに完ペキだった117クーペ。しかも大好きなワイヤーホイールで車体サイズも絶妙。117って意外と安いんだよな~
何といってもこのリアがいいですよね。シックなスーツに身を固めていても乗れるスポーティーなクルマ。これこそがクーペだと思います。
今回はノーマルのおばあちゃんが1台(といっても輸出仕様!でしたが)と、この2台。こちらは元気いっぱいのおばあちゃんです。
さて、最後の1台はやはりニーマル、それもエアロキャビンです。
みん友さんのブログや雑誌ですでに存じ上げておりましたが素晴らしい状態です。
エアロキャビン、一度でいいから表参道あたりで屋根をオープンさせてみたい。きっと大人も子供も外人さんもガン見でしょうね(笑
このピッカピカのBBSにはやられました。やっぱ本物のBBSにしたい。。。
いや~、すっかり目の保養になりました。オーナー様に感謝。これで気持ちよく新生活に突入できそうです。
整備日記 [車]
う~ん。
ワカラン。
このネックウォーマー、どっちが前なんでしょう。おかげでこのところよく眠れません。。。
それはさておき、7年越しの付き合いとなった病もようやく快方へ向かい、そろそろアクセルを踏み込んでもよさげな雰囲気。医者どんのOKはまだもらえていませんが、ちょっとフライングしてリハビリがてら車いじりを始めることに。
これまで車いじりらしいことをほとんどしてこなかったので、まずは必要な物をそろえます。ちょうどジャパンカップに続いて有馬記念も当たり、7万円近い臨時収入があったので、躊躇せず手当たり次第に買っていきます。基本的な工具類、ソアラの整備書が収録されたCD、ケミカル類、フロアジャッキ、ウマ、スチールブラシ、AVIREXのレディースコート、ポリッシャー…
ん?
基本的な工具類、ソアラの整備書が収録されたCD、ケミカル類、ジャッキ、ウマ、スチールブラシ、AVIREXのレディースコート、ポリッシャー…
…異物が混入している気がするんだが気のせいか?
気のせいではありませんでした。
実は、AVIREXのN-3Bがあまりにステキで、当方から「カッチマエ!」と山の神に購入をけしかけていたのです。でもまさかこのタイミングで食いついてきて、しかもクリスマスプレゼント扱いとは。これで3万円が一気に吹き飛び、結局は赤字決算となってしまいました。。。
ま、工具やジャッキはソアラと長く付き合うならいずれは必要になる物。気を取り直して前進します。
12月某日。この日は時間がなかったのでとりあえず近くの洗車場でエンジンルームを清掃。まずはバッテリー外し。えっとマイナス端子から外せば良かったんだっけ。マイナス端子ってどれ?
エッ、そこから?( ゚Д゚) ポカーン
と、これを読まれた方のほぼ全員から突っ込みを頂きそうですが、当ブログのファン(そんな人おるんか?)はご存知のはず。当方はクルマ大好き人間のくせして超がつくほどのメカオンチ&不器用人間。もちろん基本的な整備本も用意して準備万端で作業に臨みましたが、それで事足りるわけがなく、ヨチヨチ歩きとなったのは言うまでもありません。
さて、エンジンルームを改めて観察。
きったね~。5年分の垢がたまりにたまっています。シュ~、ゴシゴシジャブジャブ、バシャ。お~、思ったよりキレイになりよった!ちなみにエアクリ、ヒューズボックス、オルタネーターあたりは養生しましたが、人様のウェブサイトを参考にさせていただき見様見真似でやったので、これで良かったんだかいまだによく分かりません。。。
清掃後の写真は別の機会に譲るとします。というのも、汚れが思った以上に頑固でまだ完ペキといえる状態ではないのです。エンジンクリーナーと水垢取りシャンプー、ワックスを使いまくったんですが。
ともかく、エンジンルームがキレイになると気分はゴキゲン。終わった後でバッテリーを留めているボルトが2本ほど新しくなっていたなんて知りません(汗
12月末の某日。この日はこれまた汚れがたまっていたホイール内側の清掃。まずはタイヤを外すため、オレンジのお店にて買い得価格でゲットしたフロアジャッキの出番です。
フロアジャッキを使ったのもやはり初めて。でもここは事前に整備本を読んで要点を頭の中に叩き込み、何度もイメージトレーニングを繰り返したので自信満々です。
…簡単にできるとは申しておりません。。。ジャッキアップポイントってどこよ?ちゃんと整備書をチェックして懐中電灯も持参してきたのにイ。
ここは持ち前のテキトー精神で何とかしのいだものの、次なるカベが。
ボルト外してもタイヤが抜けん。。。
どうやらサビでくっついてしまっている様子。結局は気合一発でミニバンを洗っている近くのファミリーを驚かせつつ解決。外れた勢いで思いきりひっくり返ってしまうことに。ヨチヨチじゃなくてヨボヨボでした。冬の空って遠くまで澄み渡っててきれいだね。。。
やっぱ汚ねえ。。。
ここでもケミカル類の助けを借ります。使ったのはみんカラでおすすめとあった某ホイール用シャンプー。でもこれがあんまし働いてくれません。この日はジャッキアップに手間がかかったこともあり、何とか前輪の1本をきれいにしただけで時間切れとなってしまいました。
翌日の大晦日。今度は前輪のもう1本を清掃。ここはスムーズにこなせました。そこで勢いに乗り、かねてから…と思っていたローターの塗装にトライ!
せっかく数年前にキャリパーを塗装していただいたのに、サビだらけのローターはそのまんま。塗装済みの新品を買う金はないので、仕方なく放置しておりました。
といっても、ここは洗車場。まだキャリパーとローターを外す自信はなく、家に帰れない事態を考えると迂闊なことはできません。そこで新聞紙とガムテープを貼りまくってそのまま塗装することに。スチールブラシでサビを落とし~の、プライマーを吹き~の、オキツモの耐熱スプレーで塗装し~の。気温のせいかスプレーの出が良くなく、ややタレが目立つものの、人目につく部分ではないのでOKとします。
と書くと、さも簡単に済んだみたいですが、難敵が待ち構えておりました。
この日は日本全国を寒波が襲った日。昼間の東京は比較的穏やかな陽気だったものの、塗装が乾かないまま日が暮れてしまうことに。
イタイとかカユイとかキツイとか、持病に付きまとうあらゆる不快な形容詞が打ち消してくれるため、南国育ちにしては寒さに強いと自認している当方ですが、さすがに夜になり、気温が急激に低下してくると…なまら寒かったよ~(泣。ついには堪えきれず、ウマをかけて車に乗り込んでしまいました。おかげで風邪はまぬかれましたけど良くないですね。しかも気持ち良くてウトウト。このまま越年するところでした。。。
第一、塗装するのにきちんと時間を計算しないのがいけません。ていうか、そもそも冬にやるべき作業ではないです。ま、分かっていてはいたんですけど。
翌日の元旦から3日間は高熱のため作業を自粛。というのも風邪はまぬかれたんですが、体温が38度台で高止まり。一時は「インフル来やがった」と大騒ぎしたものの、どうやら持病の一症状みたい。アレルギー持ちってこんなことにも耐えないといけないんです。
体温が下がり、衰えたカラダで何とか正月のご挨拶やらぱーちーやらを乗り越えた後の1月某日。この日は後輪の清掃&ローター塗装を敢行。馴れてきたのに加えて駐車場のお隣りさんが引っ越され、洗車場までの時間が節約できたこともあり、作業はわりとサクサク進みました。今回の清掃ではサンポールとマジックリンを使用。環境に配慮しつつサンポールで軽く洗った後、中和のためマジックリンでゴシゴシ。心配していた塗装ハゲもなくひと安心。
おお~、こないだは暗くてよく分からなかったけど、ずいぶんキレイになったやんけ~(ノ´▽`)ノ
ところが。
洗い終えたタイヤがひとりでに…
ゴロゴロ…ガタン
ディスクの塗装が一部剥げてしまいますた(泣
ともあれ、それやこれやで何とかクリア。これが塗装後のローターです。かなりマシになりました。
さてその翌週末。1カ月以上にわたる長い挑戦もこの日が一応のラスト。何をしたのかというと…
マフラーカッター交換&牽引フック塗装です。マフラーカッターは純正のままだったのをもう少し迫力が欲しいと思い、オレンジの店で買ったものに交換。フロントパイプの交換で静かになった音がまた少しうるさくなってしまいましたけど、なかなか良いのでしばらくこのままにしておきます。
牽引フックは筆塗り。鉄色のままだった塗る前に比べ視覚的にかなり良くなりました。何気にローター塗装よりうれしい♪
苦労が報われ大満足。気分はスッキリです(^-^)v
スッキリです(^-^)v
。。。
ネックウォーマー、どっちが前なんだ?