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Tervetuloa! [車]

 人生も折り返し地点まで来ると、さすがにちょっとやそっとのことじゃ驚かなくなるものですが、最近立て続けにびっくりさせられる出来事がありました。

  ひとつは地下鉄でのこと。当方の次の駅で乗り込み、対面に陣取った子供3人と両親の家族連れ。見ると、親子だけでなく、夫婦同士まで瓜二つ。一卵性家族という表現がぴったりです。

 まあ、それだけだったらなくもないかなという感じだけど、驚いたのはここから。その家族、数駅先で降りるかと思いきや、なぜか車内に一人居残る父親。

 そういえばこの人、他の家族とは一言も話してないなあ。

 (まさか…) 

 そう、この男性、赤の他人だったという(笑

 本当にびっくりするほどそっくりだったんすよ!当方の文章力ではうまく伝わらなくて残念。

 びっくりといえば、先週末にもこんな出来事がありました。

 都心に車で向かう用事があり、その帰路に立ち寄ったのが、車好きが集まることで知られる辰巳パーキングエリア。実は、長年東京に住んでいるのに一度も訪れたことがなく、どんな雰囲気なのかふと見てみたいと思ったのです。

 聞いていた通りに狭いパーキングですが、週末ということもあるのか満車状態。顔ぶれも高級外車からVIP仕様、ボーイズレーサーまでバラエティーに富んでいて、それらの車を撮影する人もチラホラ。

 車好きな若者は健在なんだと感動しながら様子を見ていると、カメラ片手に笑顔でこちらに向かって歩いてくる一人の青年。外人さんでした。

 その彼が当方の車を指さして開口一番、「きれいなソアラですね!」というではありませんか。何でもフィンランドから来たとか。

 でも、20系は日本国内専売だったよね?「米国や豪州の人ならともかく、北欧の人がよく知ってるねえ」

 何でも彼はドリフト好きで、今回が4回目の来日なんだそう。今週末に鈴鹿で行われたD1グランプリを見に来たのかな?そのためか、20ソアラのことも実によく知っていました。JDM人気ってやっぱすごいんだなあ。

 すると、彼がおもむろにiPhone画面の写真を示しながらひと言。

 「僕この20ソアラ持ってるんですよ」

 工工工エエエエエエェェェェェェ(゜Д゜)ェェェェェェエエエエエエ工工工

 まさかフィンランドにもオーナーがいるとは。。。

 聞けば、フィンランド国内には3台の20ソアラがあって、彼が2台!、友人がもう1台を所有しているんだとか。米国経由で苦労して輸入したそうで、パーツが手に入らないので1台はバンパーレス状態。ちなみに、エンジンを自分で1JZにスワップしたので510馬力あるそうです。

 「本当に驚きました。まさか〝本物〟と出会えるなんて…」

 興奮した様子で話す彼。いやいや、びっくりしたのはこっちだってば。日本人オーナー同士ならともかく、外国人オーナーと辰巳デビューのおっさんがこうして巡り会うなんて奇跡っしょ~

 結局、すぐに帰宅しようと思っていたのに、30分以上話し込んでしまいました。しかも興奮したのか、真っ直ぐ帰るはずが、気がつけば大黒ふ頭へ。

 その大黒ふ頭、この日は閉鎖こそ免れていましたが、あいかわらず車の姿はまばら。夜中という事実を割り引いても寂しすぎる光景です。

大黒1.jpg
         

 結局、ちょろっと記念撮影しただけで帰ることに。。。

 他人に迷惑かけちゃいけないのは確かだけどさ、ここまで厳しく対処する必要あるの?オフ会以外で、いつでも立ち寄れて、たくさんの車を見学できる環境を望む人は他にもいるはず。仮にも世界有数のメガロポリスなんだからさ。

 フィンランドから遠路はるばる車を見に来日するほどなのだから、うまくやればインバウンドの増加にも寄与すると思うんだけど。関係各所には、ぜひともおもてなしの精神を期待したいものです。

 ※追記・あれから大黒のことが気にかかり、先週の金曜に再度出撃してみました。

 時間が10時ごろと、前回より2~3時間早かったためか、駐車スペースは8割方埋まっていて、10年前の全盛期ほどじゃないにせよ、かなりのにぎわい。スカイラインジャパンなどの旧車もいたりして、十分に楽しめました。

 この日も20人くらい外国人が来ていて、2by2の260Zをレストアしているというオーストラリア人の親子からナンパされることに。日本車人気が高いオーストラリアだけあって、20ソアラのこともよくご存じでした。

 昼間はこんなレベルじゃないのかもしれませんが、なかなか身動きできない当方にとって、夜のにぎわいはありがたい限り。神奈川警察さん、今もしばしば閉鎖されているみたいだけど、お手柔らかにお願いしますね!


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