やっぱ旧車はええなぁ~ [車]
いつも前置きが長いので、今回はサラっと(笑)。
東京ビッグサイトで開催中の「BP東京ノスタルジックカーショー」を見てきました。東京の旧車好きにとって貴重な催し物であると同時に、展示車が少なくてがっかりすることもあったこのイベント。今年は「ロッキーオート」さんがフェアレディZやハコスカを数多く展示されていたほか、外車では「キャステルオート」さんが往年のスーパーカーを何台もひっさげて参加され、見ごたえある内容でとってもよかったッス。
昨年と違い、輸入車ショーとの同時開催でなかったのはちょっぴり残念。その代わり、ニ輪の旧車を集めたモーターサイクルショーが同じ会場で行われているので、車とバイクの両方が好きな方はより堪能できたのではないでしょうか。また前置きが長くなりました(笑)。展示車を紹介。
キャステルオートさんの展示車から。キャステルさんは、往年のスーパーカーブームで火付け役となった「シーサイドモーター」の流れを汲む横浜のショップです。さすがというか、カウンタックからロータスヨーロッパまで、当時話題になったスーパーカーの大半を展示。すっかり童心に帰り、カメラ小僧と化してしまいました。
もはや説明不要かと思いますが、写真はフェラーリ365BBです(といいつつ、後で写真を見たら512っぽいですね…)。もし私がお金持ちだったら、迷わず購入している1台です。今のところ金持ちになる予定はありませんが。あらゆる車の中で最も優れたデザインだと思っています。
他にもこんな車や(「こんな」で済ませていいのか)、
こんな車を展示されていました。超のつく高額車ばかりの中、個人的に気に入ったのは73年式ポルシェカレラ。フェラーリやランボほど高くないでしょうが、負けず劣らず良かったです(それでもかなりするでしょうけど)。何とか買えないものか。あ~してこ~して(独り言)。
圧巻は、30年以上もオリジナルコンディションを保ってきたというディノ。ディノは前に取り上げたので今回は載せません。ご覧になりたい方はキャステルさんのHPをご覧ください(http://www.castel-dino.com/index.html)。社長さんの文章が面白くて、見るだけでも楽しいです。
会場にはフェラーリ288GTOの姿もありました。288&308はボンネットのエアダクトがイマイチ好きになれないのですが、全体のフォルム、特にサイドからリア廻りに独自のエロさがあってグッときます。そういえば、以前仕事でお会いした河村隆一さんは、過去に所有したフェラーリの中でも288GTOとF40はすごく好きとおっしゃってました。確か所有していたフェラーリを一度処分され、再び買い直した際にまず買ったのがこの車だったと記憶しています。納得。
日本車に入る前にこの車、何とロシア製。なつかしい感じがそこかしこに漂っていたので載せておきます。えっと年式は…2008年。ん?今年やんけ!(価格もびっくり、268万円だそうです)
一服して第二幕。日本車です。長野と違い(筆者註・「長野市へ」参照)、初代ファレディZ、ケンメリ、ハコスカの「御三家」がかなり多かった一方、マイナーどころは少なめ。特に80年代車は皆無に近かったのがちょっと残念でした。ショップさんの参加が大半ということで、車の水準は今回の方が上でした。
写真は73年式カローラレビン。子供のころは「けっ、カローラかよ」なんて生意気にも思っておりましたが、いま見るとコンパクトでいい感じですね~。
私の愛車です(心の中での…哀)。「思いきって買っちゃいなよ。子供なんていらないよ。僕がいれば十分だからサ」。気のせいか、この車を見るたびにそんな声がどこからともなく聞こえてきます(いやフェアレディだから女の子か。つ~か、どっちでもいいか)。誰か、S30に後ろ座席を作ったことのある方いませんか?(いね~って!)
悔しいので、会社の上司に借りた魚眼レンズの餌食にしてやりました(それでもカコイイ…)。
Zといえば、このHP(http://datsun30.hp.infoseek.co.jp/)のZはまさに私の理想形。タイヤのサイズとか、オバフェンのつや消しグレーの色具合とか絶妙!。オーナー様、いつか私が譲っていただくまで大切に乗ってあげてください(もはや突っ込み不要)
魚眼でもう1枚。ローレルです。もともと大きいおしりがさらにデカイ。ケンメリの兄弟車ですが、当時も今もケンメリ以上に希少な存在。抜群のコンディションでした。
ケンメリ。普通のレンズに戻したせいか、はたまたローレルを見たせいか、いつもほど大きく見えないのが不思議。ローレルも好きですが、やっぱケンメリのリアは最高!
ケンメリはインパネ、時にメーター周りにアルミを使っているあたりも大好き。ここら辺はラグジュアリーカーとはいえ、プラスチッキーな80年代車のソアラがかなわないところです。
後ろの広さはソアラと同じくらい。実用的には十分。ちなみに助手席のヘッドレストそばに銀色のハンドルが光っているの、見えるでしょうか?ケンメリって、後席のガラスが下げられるんでしょうか?。んなわけないか。(追記・何と下げられるんだそうです。知らんかった…。これは便利ですねえ)
最後にお約束のおばあちゃん(笑)。魚眼バージョンということで。
イベントのもようは他のサイトで紹介されると思うので、写真はこれくらいにしておきます。とにかく旧車ショーを見ていつも思うのは、心が癒されるのと同じくらい、買えないストレスがたまること(笑)。 旧車には見向きもせず、お台場でショッピングを楽しんでいた山の神を拾い、「ほっすぃ~」を連呼しながら家路につきました。
写真は512だね。ちなみに正式名称は、BB512。GTOの方は、F40用の17インチがついてる様だね。この年代の車が一番良い。綺麗に撮れてるねェ~。
by 兄 (2010-10-20 19:40)
それかモデナの18インチだね。
by 兄 (2010-10-26 15:10)
やっぱり512でした。お詫びして訂正いたしますm(__)m
あと、このGTOはお尻が尖がってえらくエロく感じるけど、ボディパネルごと取り替えているんでしょうか?
フェラーリに詳しそうなので教えていただければ幸いです兄さん、ってヲイ!
by mic (2010-10-27 00:12)
フェンダーも何か違和感有るけど、ちゃんとした展示場なのでオリジナルだと思う。308に付けれるキットは有るけど。フェラーリ全般に言える事だけど、本来近くで見ると結構デブに見える。DINOは特に。数メートル離れて見てカッコ良く見える様になってるし一番カッコ良いのは地を這うように走ってくる姿。乗ってる本人には見れないんだよねぇ。それが不満。フェラーリは、ホイール変えるのも難しいです。似合うのなかなかないし、バランス崩れる。かといって、今時のは変えないとカッコ悪くて乗れん。70年代~テスタ、F40までかな。
しかし、日本の旧車ってカッコ良いね。タイヤも70年代F1みたいだ。
by 兄 (2010-10-27 23:49)