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夏休み企画第2弾・その3 [旅の記録]

 帰国して10日もたつのに、いっこうに更新できてなくてすみません。しかも、いつも以上の殴り書き状態。文章はおいおい修正していきますので…。

 そういいながら、ちょっと寄り道です。

 すでにご存知でしょうが、中国でめざましいものといえば、自動車の普及。外国メーカーは巨大市場に食い込むため、中国各地のメーカーと提携して現地生産体制を整え、シェア拡大に余念がありません。3年前に見た上海モーターショーはすでに大盛況でしたが、今回はモータリゼーション化がさらに進んだ印象を受けました。そこで3年前との違いもふまえつつ、この目で見た現地のクルマ事情について、気づいたことを書きたいと思います。

 中国は、もともとドイツメーカーの強い国。その中でも健闘ぶりが目立つのがアウディです。3年前の上海や北京もそうでしたが、大連も黒のA4が非常に多く、A6、TTロードスター(先代)も見かけました。商品としてのデキの良さや、奇をてらわない、端正でクリーンなルックスが、中国人の心をもつかんでいるようです。プレミアムカーとして、富の象徴になっている面もあるのでしょう。

ブログ・中国シビック.jpg

 

 A4以外で最もよく見たのが米国仕様のシビック。間近に見たのは初めてです。思っていた以上にカッコ良くて、そばを走り抜けるたびに振り返ったほど。米国仕様と5ドアハッチバックの欧州仕様は大好きなんですが、日本仕様は…。ホンダのマーケティングが正しいのか。それとも私の好みがズレているのか…。

 日本車では、ティアナ、フィット、アテンザあたりが多かったように思います。我がトヨタ車も増えているようでした。あまりにフツーすぎるデザインのため、埋没してしまって車種までチェックできませんでした…。高級車ではセルシオやレクサスGSの姿もありました。

 まだまだ路面状態がよくないこともあるのか、それとも日本と同じ理由なのか、SUVも増えているようです。今回見た中で最も高価なのは、おそらくカイエン。全くみかけなかった911に対し、カイエンは何台か見ました。911ファンの私はついついけなしてしまうクルマですが、存在感はさすが。中国バージョンは窓枠などにメッキを多用していました。

ブログ・中国パジェロそっくり1.jpg

 

 忘れていました。三菱も健在です。日本ではあまり元気のないパジェロ。外国では活躍しているようで、うれしいことです、ってあれっ?

ブログ・中国パジェロそっくり2.jpg

 

 よく見るとエンブレムが違う…。

ブログ・中国パジェロそっくり3.jpg

 

 何と現地メーカーの車でした。合弁相手がライセンスを受けているのかもしれません。

 中国では外国メーカーに負けず、現地メーカーの存在感が高まっているようですが、雑誌などで取り上げられているように、ソックリさんも健在。というより、主役といった方がいいかもしれません。

ブログ・中国BMWそっくり.jpg 

 

 こちらはBMW。本物以上に多かったッス。

ブログ・中国ベンツそっくり.jpg

 

 こちらはベンツ。意外にも本物はほとんど見かけませんでした。あ、中国メーカーだと思ってたらヒュンダイでした(笑。ソックリさんではGM大宇の「マティス」(先代)と似ているということで訴訟沙汰になった奇瑞汽車の「QQ」もよく見ました。はたしてどっちがマティスでどっちがQQなんだか分かりませんでしたが(笑。

ブログ・中国スポーツカー.jpg

 

 この車、3台ほど見かけました。唯一のスポーツカーでした。このクルマも韓国メーカー製だったような気がします。ちなみに、韓国でスポーツカーやクーペが少ないのは、儒教文化の影響で目上の人に配慮しているからだと聞いたことがあります。若者がスポーツカーに乗るとイキがってるように見えるのでしょうし、クーペは後ろが狭くて、乗るのが大変ですからね~。中国もやはり少ないのですが、同じ理由なのでしょうか?2年前の上海モーターショーで大々的に展示されていたフェアレディZは1台も見かけませんでしたし。それとも、これから増えていくのでしょうか。

ブログ・PTクルーザー.jpg

 

 そういえば、ベンツとともに影が薄かったのがアメ車。写真はクライスラーのPTクーザーです。ソックリさんを見たせいか、どうも本物じゃないような気がします(笑。

 長くなってしまったので、残りの写真は「Myフォト」に後で載せておきます。最後に日本にない車を。

ブログ・中国三輪タクシー.jpg

 

 ベンツ似?の三輪タクシーです(フィット似といった方がいいでしょうか)。これまで他の地域では見ませんでしたが、今回はかなり見かけました。普通のタクシーでも十分安いため、残念ながら乗る機会を逸してしまいましたが、いかにも不安定そう。でもカタチはなかなかのもの。安全などといわず、ぜひともしぶとく生き残って、トゥクトゥク並みの観光名物になってほしいものです。


タグ:中国 自動車
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