久々の旧車イベント [車]
久々にソアラと戯れた日曜日。
いつもはいつ壊れるかとハラハラさせる存在でしかないサンルーフは、太陽の恵みがいかに尊いものであるかを再認識させてくれました。
やや排ガスくさい東京の風もなかなかどうして。
マスタングが雨でほとんどオープンにできなかったので、なおのことうれしかった。
うん、おまえはマスタングにもまったく引けをとってない。
無心で走り、ここが所沢であることに気がついて、ふと思い出したのが旧車イベントのこと。そういえば毎年この辺りでやってたよなあ。
調べたら、ちょうどところざわ自動車学校という所で所沢クラシックカーフェスティバルというイベントを開催していました。さっそく突撃。
手作り感のあるイベントで、家族連れが多く、いろんな車を見て喜ぶ子供の姿がほほえましい。
フリマもなかなか充実していました。ソアラの部品は…ないか。
一般的な旧車イベントとは違い、よく走れるなあと思うような程度の車がたくさん。それでも何台かは驚くほどきれいでした。
筆頭がこのマークⅡ。ケタを見誤ってなければ3万4000キロのはず。これは本当にきれいかった。
ケンメリと並び、米国デザインの模倣?に走っていた70年代日本車の代表格、といえるでしょうか。
チェイサーとはグリル形状が違いますね。前期か後期かはよく分かりませんが。
それにしても、何でブタ目なんだろう。フロントがブタの顔に似てるっていうけど、ブタケツローレルと違って全くそう見えないんだが。
なのに卓抜なネーミングと感じるのがこれまた不思議。
マークⅡとともにすこぶる状態がよかったのがこのDR30。オールペンなのかな?サイドステッカーもどことなく違う感じ。
黄色のフォグランプをつけているところにセンスを感じます。
DRに乗るならホイールはG7にしたいところだけど、このアドバンやインパルのように、より80年代らしいものをチョイスするのもいいですね。
このレパードも新車みたいでした。何でだろう、ソアラよりシャープでスポーティーな印象なのに、高級でもあるんだよなあ。
ボディーカラーにひかれたセドリック。130型系でよかったっけ。
オリジナルペイントではないのでしょうが、深みのある色にうっとり。ホイールを変えているせいか、当時のどことなくオンボロなイメージとは違って上品な印象です。
これは430セドリック、ではなくて十字グリルなのでY30グロリア。たぶん…。前期のハードトップだと思う。たぶん…。昔はきちんと区別できたんだけどなあ。
車に夢中だったのが70年代後半~80年代前半だったので、一番なじみのある世代です。
ちなみに隣にいるパトカーと警官、本物ではありません。その隣にはジャパンのパトカーも。たぶんあれです。警官の方は何度も撮影を求められて大忙しの様子でした。
チェリー。初代の2ドアクーペですね。これは懐かしい。子供の頃よく見たなあ。
とにかくリアが印象的。70年代の日産のクーペはチェリーといい、2代目シルビアといい、子供でも変だと思うくらいリアのデザインが奇抜でした。
へんてこりんで正統とはとてもいえないデザインも、旧車となり、希少性が増した今ではチャームポイント。オンリーワンであることがいかに大切かを改めて教えてくれます。冒険心は認めるけど、デザイン的にははっきり言って受け入れがたいbBやジュークもそんな存在になるのかな。
このイベントはカローラやサニー、コロナといった大衆車が多い点が素晴らしかった。その中で、最も気に入ったのがこの初代シビック。自宅近くをたまに極上車が走っているのですが、発見するたびに食い入るように見つめてしまいます。もし70年代車のMVPを選ぶなら間違いなく候補に入ります。
この絶妙なサイズ感やパッケージングがたまりません。オデッセイとフィットを成功させた代わりにシビックを失いつつあるホンダよ、それでいいのか?
そういえば、子供の頃はこの車を見るたびにタヌキやアライグマっぽいと感じたものですが、渾名にはなっていませんね。そう思っていたの自分だけなのかな?あるいはブタ目やブタケツと違ってヤン車じゃないからかな?だとすればブタ目というネーミングはヤンキー文化に通じているのかもしれません。この辺を深く掘り下げると面白い事実が浮かび上がるかも。
当日はおばあちゃんも2台いたけど、さすがに何度も取り上げたので割愛。いずれ自分で買って嫌というほど取り上げるつもりです。
旧車イベントはしばらくぶりだったので大満足。
11月初めにはハチマルミーティングがありますね。今年こそ、今年こそは。
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