京都慕情と大阪LOVER [旅の記録]
何だか無性に走りたくなって。再び夜遅くに出発。
とりあえず西へ。スタッドレスはないので、この時期に遠出するなら自ずと方向は限られます。この時期というのは1月のことです(笑
前と違い、新東名はトラックだらけ。しかも遅いのにしょっちゅうレーンチェンジしやがる。これなら中央道の方がマシだなあ。何つっても中央道には賑やかな一宮のラブホ街があるし(笑
結局、ノープランで京都南インターまで来てしまいました。時刻は午前4時。中途半端な。京都の友人に会うには早過ぎるので、ひとまず嵐山の竹林を見に行くことにします。
京都には何十回と来てるけどここは初めて。実は車で通れます。夜中なら顰蹙を買うこともないはず。三脚あるし撮影してみよう。
どこだよ…
周囲は真っ暗。風に揺れる葉の音にビクビク、不意に人が現れるんじゃないかとオドオド。寒いよ怖いよ~。さすがにこんな時間に訪れる酔狂な人は皆無でしたが(自分以外)、粘っても良い写真が撮れるとは思えないのですぐに撤収。
お次は祇園の花見小路。あら、昼間以上に趣があっていい感じ♪
あのひ~とのす~がたなつかしい~たそが~れのかわらまち~♪
なんて口ずさみながら撮影。石畳だと映えますね。
ちなみに一度だけここでお茶遊びしたことがありますが、年増の芸者が卑猥な唄を披露したのにドン引き。この時はそんな芸もあるということを紹介したのでしょうが、そんなに楽しくないかも。
調子に乗ってきたのでさらなる撮影地を求めて東山へ。住むならやっぱこっち側かな。地元の方はモダンな北山通り界隈あたりを選ぶのでしょうが。
もっと町並みに統一感があればと思わないでもない京都ですが、この辺りは完璧!
青蓮院前にて。幕末の志士が歩いていそうな雰囲気が歴史好きにはたまりません。
青蓮院と言えば、1年半前に完成したてのここにも足を運びました。この建物は青龍殿といって、東山ドライブウェイを登り切った場所にある青蓮院の飛び地内にあります。北野天満宮にあった平安道場という建物を移築したのだとか。京都の絶景ポイントといえば同じ飛び地内にある将軍塚ですが、こちらの方が広々としていて、市内を一望できます。
市内へ戻り、白川沿いで一枚。観光客だらけの昼間はやはり撮影しづらい。動くなら早朝ですね。
まだ時間があったので、第二京阪経由で大阪へ。最初の行き先は天神橋筋商店街の中村屋。「ごぶごぶ」にたびたび登場しているコロッケ屋さんです。
が、この日は売り切れてしまったようで、すでに店じまい。中村屋には前にも来たことがあって、そのときは休みでした…。後輩クンいわく「確かに甘くておいしいけど、所詮はコロッケですよ」とのことですが、そう聞くとかえって食べてみたくなるのが人情。う~ん、残念。
そういえば、ごぶごぶ終わっちゃいましたねえ。テレビをほとんど見なくなったなか、数少ないお気に入りの番組だったので喪失感大きいです。特番は続けるようですが、ぜひ東野さんにも出て欲しい!
せっかくなので大阪天満宮の周辺を散歩。こういうカラフルできらびやかな建物は大阪ならではですねえ。
大阪の観光地としての可能性ってどうなんでしょう?個人的にはシャッター通りやドヤ街を含むカオスっぷりが好みなんですが、それだけだと他のアジアの都市と変わらないような。ごみだらけなのもなあ。
その点、どぎつい看板や建物はここだけのものなので、どんどん増やせばいいんじゃないかと。
ということで、さらなる極彩色を求めて新世界へ。最近ごぶごぶの影響もあって頻繁に来ている大阪だけど、ここは20年以上ぶり。こういう派手な看板を掲げた串カツ屋、ずいぶん増えた気がします。まずい印象だったけど意外においしかったな。
正直、大阪の食い倒れを過大評価と感じていたりしますが…「安い割に」であれば確かにそうですね。
極彩色ついでに。飛田新地も通りましたが、ここでは自粛させていただきまます(笑
結局、この日は宿泊せずに東京へトンボ返り。あいかわらずの慌ただしい旅ながら、息抜きには十分。京都も大阪も東京にはない魅力があっていいですね。次回はディープでマニアックな場所にも足を運んでみたいと思います。
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